4月
15日,
2014年
牽引してくれるヒト
氏はかつてフォーミュラを駆り、そのサービスをあっしがしていた。
が、余りのフォーミュラの過酷さとシビアさに、その後のレース活動を停止されてしまった経緯がある。
氏のレース人生にトドメを刺してしまった責任は、あっしにある。
もっと出来る事があったかも知れない、と思うからだ。
しかし久々の電話でも、氏は明るく変わらず
「俺の青春を支えてくれた恩人なんだからよ!」
と、ユーモア一杯に答えてくれる。
そして、困ったらいつでも何でも相談しにこい、と言ってくれる。
トドメを刺してしまった後悔があるなか、そんな事をサラッと言える氏の人柄に救われ、胸が熱くなる。
今、あっしがサービスしているドライバーも、実は大きな会社の社長で、氏もあっしを信用して、同じ歩幅で歩いてくれる。
しかも「稔るほど頭を垂れる稲穂かな」の詩を地でいく、ジェントルマンである。(実際は、凄いイタズラ精神溢れているのだが)
前述の社長とは、性格も生きざまもまるで異なるけど、二人とも負けん気とポジティブな人間味は共通するところだ。
勿論、人生の範となる人々は他にも大勢いるが、レースの現場でこの二人とパートナーになれたことは自分にとって大変大きな糧になるし、違う次元に引き上げてくれる。感謝してもし尽くせない存在。
今パートナーを組む氏には、恩返しとしても、何としても結果を求めなければならない。
ワオ!と言っているユーザー
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