12月
15日,
2013年
実用部品は美しくなければ
当時はチタンやカーボン製のフレームが量産され始めたり、フロントサスペンションのリリースが本格化したり、活気に満ちた時代だった。
あっしの自転車は、なんの変鉄もないクロモリフレーム。
それでも、設計や使用部品はレース使用に耐えられる仕様。
最近、ライド中にシフターが壊れた。
ラピッドファイアと呼ばれたシステムで、操作感はライト&ショート。
気に入っていたけど、樹脂部品も多いから経年劣化は仕方がない。
故障で乗れない乗り物ほど、哀れなモノは無い。
特にレースマシンなら、なおさら。
同じ部品を探したけど、25年も前の部品。
当時は最新で革新的だったが、現在ではレトロ。
同じグレードの部品に交換したかったものの、シフターのみで換装するにはダウングレードするしかない。
まあ、お陰で・・・というか、エントリーモデルの部品だけに、驚くほどの安価。ただし、カッコ悪い。
デカイし、安っぽい。
シフトポジションのインジケータなんか要らないのに・・・。
昔のスプロケットカートリッジとディレイラーとの相性を心配したけど、問題は無かったので、とりあえず、まあ交換は完了。
新しいシフターは、いかにも最近のデザインだけど、レース用に見られる実用美が無い。
次に壊れた時は予算を掛けて、シフト周り全てレース用に交換しよう。
モチベーションが下がる。