4月
1日,
2016年
電車の中で
吊皮を持った途端、座って読書中の若者(30代後半か?)がすくっと立ち上がり「どうぞ!」と席を空けてくれた。
最初「何が起きたのか?」と戸惑ったが、自分に席を譲ってくれたのだと気がついた。
「ありがとう」と言いつつ遠慮しないで座らせてもらった。
これがわが人生で初めての「席ゆずられ」だ。
世間の人から見たら、自分は「疲れ切った老人」に見えるのだろうか?少し淋しいナ~
「あとでお礼を言わなくちゃ」と思いつつ居眠りをしたようで、あわや乗り過ごしそうに。
「やっぱ、わしゃ老人か~」、かの若者はもう姿が見えなかった。
ことわざコーナー:
「羊頭狗肉(ようとうくにく)」=立派なものをおとりに使い、実際は粗悪なものを売る