アメリカ政府がステブルコインをUSドルとペッグした政府公認暗号通貨にすると発表したそうですが(たしか)、ステブルコインを買うと、米国債の買い手に自動的にされてしまうという仕組みのようなモノが義務付けられる*ようです。(*Genius actという法案によってです)
だから、終極的にはステブルコインの購入者は米国債の保有者に強制的になってしまうという構図があります。今、米国債の長期国債の金利がかつてないほど上昇しているのですが、これは長期的に米国という国の覇権が大いに揺るぐと見ている投資家が多いことを意味します。
このために、米国債が特に長期国債を中心に売られ、金利が上昇しているわけで、この分をステブルコインを通じて補填しようという策謀が裏にあるのだと、こんな法案通そうとしていることを知ると、誰でも簡単に推定できてしまうと思います。
フロリダ州なんてクレジットカードしか使えなくてホントウンザリでした。ホテルの洗濯機や乾燥機までクレジットカードです。クレカ盗まれたら終わりだし、暗号通貨だって電気が通らなくなれば終わりだし、ステブルコインを持つことで、政府に監視され、信用スコアのモノで格付けされて利用が停止される可能性だってありえます。
数年後にはアメリカに入国する際は米ドル紙幣ではなく、ステブルコインに円から変換しないといけないみたいな状態になっている公算も大きいと考えられます。
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