アメリカ政府がステブルコインをUSドルとペッグした政府公認暗号通貨にすると発表したそうですが、ステブルコインを購入すると、米国債の買い手に自動的にされてしまうという仕組みのようなモノが義務付けられる*ようです。(*Genius actという法案によってです)
だから、終極的にはステブルコインの購入者は米国債保有者に強制的にされてしまうという構図があります。今、米国債(長期国債)の金利がかつてないほど上昇しているのですが、これは長期的に米国という国の覇権が大いに揺るぐと見ている投資家が多いことを意味します。
このために、米国債が特に長期国債を中心に売られ、金利が上昇しているわけで、この分をステブルコインを通じて補填しようという米国政府の策謀が裏にあるのだと、こんな法案を通そうとしている事実を知ると、誰でも簡単に推定できると思います。
2025年度に私はフロリダ州にいきましたが、フロリダ州なんて現金を使用する機会が全くなく、クレジットカードしか使えなくてホントウンザリでした。ホテルの洗濯機や乾燥機までクレジットカードです。クレカ盗まれたら終わりだし、暗号通貨だって電気が通らなくなれば終わりだし、ステブルコインを持つことで、政府に監視され、信用スコアのようなモノで勝手に自分が格付けされて、政府に都合が悪いと見なされると利用が停止される恐れすらあるのです。
数年後にはアメリカに入国する際は米ドル紙幣ではなく、ステブルコインに円から変換しないといけないみたいな状態になっている公算も大きいと考えられます。(日銀もステブルコインを発行するようですね。きっと日本国債を強制保有させられることになるでしょう)
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