諦めたら終わり諦めなければ終わらない
12月
25日
何の問題でもそうです。
不可能に思えた問題を解決した人というのは粘り強く物事にあたってきています。
例えば、何年もかけて自分で拵えてきた問題を1か月だとかそういう短期間で大真面目に解決しようと考えるから失敗する。
すぐに絶望してしまう。
こういう人は物事を甘く見過ぎている。
1か月だとか半年でオリンピックで優勝できるのだろうか?
上手くはなっても、そんな世の中甘くない。
本当に覚悟があるのなら自分が自分の”その問題”を作り上げてきた期間の3倍の年数、事前に覚悟し、物事にコツコツと淡々と取り組んでいくのが当然だという態度が必要なのです。
比叡山の酒井雄哉大阿闍梨はこの種の言葉を遺しています。
「人間社会に問題が生じたのならその問題を拵えてきた年数の3倍は覚悟して物事に取り込む忍耐能力がないと。浄化にはそれくらい時間がかかるよ」
本当にその通りだと思います。
インスタント的に問題を解決しているように見えても或いは実際に解決できても、その問題の解決に取り組む事前の覚悟は相当に忍耐強いモノでないといけないということです。
だから、
しつこい、しぶといヤツは成功します。
諦めないから。
マーケットの世界でも、いきなり株価は上がりません。
どんな値嵩株も低位からスタートし、その後、上昇と下降を幾度となく繰り返しながら、下値を切りあげながら上昇していくわけです。
時には後退しているように思える時もあります。
実際に相当、株価が低いところで買って株で儲けた人は何度も振るい落としに耐えてきたわけです。
私が言うのは誠に僭越かとは思いますが、人生における物事の成就または問題の解決はこれと全く同じ構図だと理解するとわかりやすいです。
そして、諦めたときに、
”本当に終わる”
わけです。
---------------------------------------------------
■:私のブログ集
https://linktr.ee/brainandmind974
---------------------------------------------------