フリースペース
それぞれの終わりには、
必ず新しい始まりがある
新潮社 (2018/1/20)
最近、読書もしないまま無為に時を過ごしている感じです。
図書館の新着本検索をしていると、この本に出合いました。
新着本は、文庫本でしたが、読むのはやはり単行本です。
早速借りに行きました。
1980年代の作家さんの作品が読めるのか?心配でしたが、最後まで読めました。
福岡県出身の方なので、京都が舞台なのですが、
博多駅や関門海峡花火大会なども出てきて親しみを感じました。
京都が舞台なのに京都弁ではないのが不思議でしたが。
◇内容◇
京都にあるハンドメイド雑貨店『ぷらんたん』
店主の北川巴瑠のもとには今日も不思議な出来事が舞い込む。
イヤリングの片方だけを注文する客、
遠距離恋愛中の彼氏から貰ったアルファベットの欠けたネックレス、
頑なに体の関係を拒む恋人、
そして、お店への嫌がらせ。
そんな彼女にも人には言えない、ある秘密があった。
とあるハンドメイド雑貨店と4人の来訪者をめぐる物語。
当分、京都へは行けそうにないし(それどころか小倉城へも行けそうにないし)、
懐かしい京都の空気を感じました。
他の作品も読みたくなりました。
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