Japanese Online Newsletter Vol. 159 せんべい・おかき・あられ

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日本(にほん)には、お(こめ)基本(きほん)にした()菓子(がし)があり、「せんべい」「おかき」「あられ」という名前(なまえ)がついているのですが、それぞれ(なに)(ちが)うのか(すこ)調(しら)べてみました。これは日本人(にほんじん)でも()らない(ひと)(おお)いのではないかと(おも)います。

「せんべい」
うるち(まい)というお(こめ)(つく)られています。うるち(まい)とは、普段(ふだん)日本人(にほんじん)主食(しゅしょく)として(した)しまれているお(こめ)です。一般的(いっぱんてき)白米(はくまい)として(しょく)する以外(いがい)に、うるち(まい)はすしを(つく)るときにも使用(しよう)します。

「おかき」と「あられ」
もち(ごめ)(つく)られています。もち(ごめ)は、普段(ふだん)(しょく)するお(こめ)ではなく、(もち)(つく)るために生産(せいさん)されたお(こめ)で、うるち(まい)より(ねば)りが(おお)いお(こめ)です。「おかき」と「あられ」、(もち)などの(ほか)にも「おこわ」などももち(ごめ)から(つく)られます。

「おかき」は元来(がんらい)正月(しょうがつ)(かざ)った鏡餅(かがみもち)()って()いた()(もの)で、一般的(いっぱんてき)なお菓子(かし)として庶民(しょみん)(たの)しまれてきました。「おかき」には、(もち)()いた(()った)という()()がありました。この「かいた」という言葉(ことば)に「お」をつけて「おかき」と()ばれるようになったそうです。「おかき」は元来(がんらい)京都(きょうと)宮中(きゅうちゅう)言葉(ことば)だったと()われています。

「あられ」も「おかき」と(おな)方法(ほうほう)(つく)られますが、「あられ」の起原(きげん)奈良時代(ならじだい)(710(ねん)から784(ねん)まで)で、お(こめ)()いて(つく)られました。「おかき」と「あられ」の(ちが)いは(おお)きさです。一般的(いっぱんてき)に「おかき」より「あられ」が(ちい)さくなります。また、「あられ」は関東(かんとう)使(つか)われる名称(めいしょう)で、関西(かんさい)ではもち(ごめ)(つく)られるお菓子(かし)はすべて「おかき」と()ばれます。

どれも、100gあたりに(ふく)まれるナトリウム(食塩(しょくえん)相当(そうとう)(りょう))は(やく)1.7~2.0gと塩分(えんぶん)含有(がんゆう)(りょう)(おお)く、これは「せんべい」1(まい)あたり500mgになり高血圧(こうけつあつ)塩分(えんぶん)摂取(せっしゅ)(ひか)える(かた)には()かない()(もの)です。でも()べると美味(おい)しくて1(まい)()めることは(むずか)しいですよね。日本(にほん)からのお土産(みやげ)にも(よろこ)ばれます。

Senbei, Okaki, and Arare

In Japan, there are sweet baked rice treats called “senbei”, “okaki”, and “arare”. So, I did a little research to see what the difference is between the three. I don’t even think many Japanese people know the difference.

Senbei
They make Senbei from a type of rice called “uruchi-rice”. Uruchi-rice is the most familiar rice to Japanese people as it’s a staple food. Besides just eating it as everyday rice, we also use uruchi-rice to make sushi.

Okaki and Arare
Okaki and arare are made from glutinous rice, which isn’t the same as everyday rice. Because it’s stickier than uruchi-rice, they use glutinous rice to make okaki, arare, rice cakes, as well as okowa.

They make okaki by cracking kagami-mochi, which they put out as decoration during the New Year's holiday open and baking rice cakes (also part of kagami-mochi). Many people enjoy it as a famous snack. "Okaki" comes from the word "kaita", with an "o" added to it. It's said that people used the word "okaki " at the imperial court in Kyoto.

They make arare in the same way as okaki, but arare originated in the Nara period (710-784) and people made it by baking the rice. The difference between okaki and arare is the size. Generally, arare is smaller than okaki. In the Kanto region, they use the word “arare” but they call all of the glutinous rice sweets in the Kansai region “okaki”.

Each of these treats contains about 1.7 to two grams of sodium per 100 grams, which is 500mg of salt per senbei. So, it’s unsuitable for people with high blood pressure or those trying to avoid eating too much salt. But, when you eat it, it tastes so good that it’s hard to stop after just one piece. This treat also works as a great souvenir to bring back from Japan.



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