あのころあこがれた、アメリカのロックンロール、ポップス文化
7月
8日
振り返れば、青春のど真ん中にあったのは、あのアメリカのロックンロールとポップスだった。
ラジオから流れるビートルズやプレスリー、フィル・スペクターのウォール・オブ・サウンド。
それは日本のどこにもない、夢と自由の音だった。
レコード店で輸入盤を見つけたときのときめき、
歌詞カードを何度も読み返して、意味もわからずに英語を口ずさんだあの日々。
歌詞カードを何度も読み返して、意味もわからずに英語を口ずさんだあの日々。
遠い異国の音楽なのに、不思議と心の奥に響いて、
今もなお、あのイントロを聴けば、たちまち心は17歳に戻る。
今もなお、あのイントロを聴けば、たちまち心は17歳に戻る。
あのころ、私が憧れたのは音だけじゃない。
ジーンズ、サングラス、リーゼント──生き方そのものが輝いていた。
ジーンズ、サングラス、リーゼント──生き方そのものが輝いていた。
時代は変わっても、あの頃の熱は消えない。
ロックンロールは、私の中で、今も鼓動している。