思い出というのは、不思議なものです。 遠くなるほどに美しさが増し、心の奥でやさしく灯をともしてくれるのです。
5月
19日
窓辺でコーヒーを楽しむ。四季折々の田舎の風景を楽しむ。
私の永遠のテーマです。
歳月は静かに、しかし確かに流れていきます。 気がつけば、もうすっかり歳を重ねました。
けれども、悲しみや悔いではなく、私は今、穏やかな満足とともにこの人生を振り返っています。
田舎の小さな家に腰を落ち着けてから、時の流れはよりやわらかく、より味わい深いものとなりました。
窓辺でコーヒーを飲みながら、ふと若い日のことを思い出す時間が日課になっています。
あの頃の情熱、失敗、笑い声や涙。それらがいま、まるで古いアルバムをめくるように胸に浮かび上がってきます。
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