日本につくられた「外国人による外国人のための楽園」…華僑にも狙われた高級リゾート地ニセコの現状

北海道の中でも特に美しい自然環境に恵まれ、世界的に知られるスキーリゾート地「ニセコ」地域では、近年、外国人富裕層による高級別荘の建設と所有が急増しています。

特に注目されるのは、ニセコ町を中心とした一帯の道路沿いに立ち並ぶ、完成したばかりの豪華なヴィラやシャレー（山荘）群です。

これらの建物は、設計から内装に至るまでハイエンドな仕様となっており、価格は数億円から数十億円にも達する超高級物件です。

オーナーの多くはオーストラリア、香港、シンガポール、欧米諸国などから訪れる富裕層であり、冬のスキーシーズンを中心に、長期滞在やセカンドハウスとして利用されています。

建物の多くは、雪国に適した断熱性や床暖房、広々としたリビングとパノラマビューの大きな窓など、ラグジュアリーかつ快適な滞在を可能にする設計がなされており、まるで高級ホテルのスイートルームのような佇まいです。

近隣にはミシュラン掲載のレストランや、温泉付きのリゾートホテル、スキーイン・スキーアウトが可能な施設も増加し、エリア全体が“国際的高級リゾート地”としての性格を強めています。

ボンビーでもしあわせのカタチはあります