74円しか持っていなかった男と、億単位の税を逃れる議員たち
4月
1日
コンビニの店内カメラが捉えたのは、54歳の男が缶酎ハイを手に取る姿だった。値札には「139円」の文字。しかし、男の財布にはわずか「74円」しかなかったという。そして彼は、代金を払わずに店を出た――結果、窃盗の疑いで逮捕。
もちろん、万引きは犯罪だ。法に背けば、何らかの罰を受けるのは当然のこと。だが、ふと思う。「この国の法律は、すべての人に平等なのか?」と。
なぜなら、国会議員の中には、億単位の税金を誤魔化しながらお咎めなしの人間がいるからだ。裏金問題、政治資金の不透明な流れ、脱税スレスレの"経理ミス"……。彼らが裁かれるどころか、「適切に対応しました」の一言で済まされる現実。
たかが139円の缶酎ハイを盗んだ男は逮捕され、裁かれる。一方で、何億円もの税金を操作している議員は、なぜ平然と議席に座り続けられるのか?