著者は、CO2濃度の上昇が農業生産を向上させ、シロクマの頭数や世界の森林面積が増加していると主張しています。
しかし、環境運動家たちは怪しい根拠で環境危機を煽り、人間の活動を原因とし、人口過剰を問題視していると批判します。
著者は、これらの動きがマルサス主義や優生学に通じるとして批判し、グリンピースやWWFといった環境運動団体も指弾しています。
また、環境運動を支えるガイア理論などを異教的とし、人間中心の環境運動の構築が必要であると訴えています。
著者はバチカン教皇庁下の大学教授で、ローマ・カトリックのシンクタンクの立場から環境問題や運動について論じています。
■環境活動家の怪しさは感じています。もっと明らかにしたいですね。