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ボンビーでもしあわせのカタチはあります
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「人生の終い方はこれでいいのか」と思う。田舎暮らしから「コンクリートの箱」の中へ。
5月
27日
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ボンビー父さんの両親は、築50年になろうとしている昭和レトロの家に住んでいる。玄関に飾っているのは「東京オリンピック」を見た、白黒テレビである。
全国どこにでもあるような田舎暮らしをしている。家の周りのツツジも今年はよく咲いた。
手前の田んぼは、「農業生産法人」、いわゆる会社に頼んで田植えが終了した、周りからカエルの鳴き声が響いて、眠られないこともある。
老人施設は10数件見学したが、ガソリンスタンド、ビジネスホテル、印刷会社などが参入ししのぎを削っている。
今回の「物件」は、社会福祉法人が経営しており正統派の施設と言える。
今、使っているのがニトリ(またか!)の椅子である。ルッキKD一人用で1万3797円。何やら中途半端な値段である。
両親が共に88歳で、認知症である。認知症のタイプはそれぞれ違うが、「人格障害が」あらわれ、「こん、ドロボーが、警察に訴えてやる!」とわめいたりして大変である。
「知人の奥さんは、鎌を持って追いかけられた」そうだ。
二人掛け用を一つ増やし、サイドテーブルも買った。1380円かな最安値のテーブルだ。ソファーは、1万8426円でちょっと出費が痛い。
クローゼットがなく、「押入れ」なのでこれを発注した。これで、老人の部屋作りは完成である。ビフォーアフターの全貌は、もうすぐ紹介できる。
お金に物を言わせて、高級家具を調達するのではなく、ニトリと倉庫に眠っていた家具を使うなど、「ボンビー仕様」だ。
贅沢をいうな、木造アパートで誰も知らずに死ぬ人も結構多いんだからと思うが「人生の終い方はこれでいいのか」と思う。田舎暮らしから「コンクリートの箱」の中へ。
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ボンビー父さん
LDと寝室の二部屋しかない、小さなかわいい平屋で暮らす。しょぼい年金ぐらしの日常の小さな幸せを綴るブログ。
音楽、読書、田舎暮らしあれこれ。
お金は無くても、「小さな幸せを感じる力」を磨いて、つつましく生きていきたいボンビー父さんの徒然日記。
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