投稿日 2021-04-22 12:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
理化学研究所や京都大、米航空宇宙局(NASA)などの日米研究チームは、超新星爆発の残骸「カシオペヤ座A」をチャンドラX線天文衛星で観測した成果を21日付の英科学誌『ネイチャー(電子版)』に発表しています。研究成果では「超新星爆発は素粒子のニュートリノによる加熱が引き金になるという有力な理論の証拠を、初めて観測でつかんだ」としています。 質量が太陽の10倍以上ある恒星では、内部で次第に重い元素の合成が進んで鉄の中核が生じ、最終的に重力でつぶれて原始的な中性子星ができます。有力な理論では、この中性子星に向かって周囲の物質が一気に密集した後、反動で跳ね返って衝撃波が外側へ向かい、超新星爆発を起こしま...
投稿日 2019-12-28 06:42
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
冬の夜空に赤く輝くオリオン座の「ベテルギウス」が、この数カ月間で急激にその明るさを失っているとする観測結果がこのほど発表されています。天文学者らは超新星爆発を起こす前触れの可能性があると指摘しているようです。「ベテルギウス」の明るさが10月以降著しく低下しているようです。現在は通常時の2.5分の1程...