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投稿日 2020-12-10 17:47
ドクター青木の不育症・着床障害ブログ
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Dr.Aoki
不育症と着床障害の治療のなかで、 バイアスピリンとバッファリンが よく使われています。 同じ少量アスピリンですが、 バイアスピリンはアスピリンが100mg、 バッファリンは81mg含まれています。 両者の違いは、 量だけではなく、 溶ける場所が違います。 バイアスピリンは腸溶錠ですから、 主に腸で溶...
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投稿日 2020-02-27 15:55
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Dr.Aoki
子宮内の血栓が原因と疑われた場合、 パイアスピリン(バファリン)治療が 一般的ですが、 副作用として、 妊娠中に性器出血しやすいです。 私の経験では10人中1~2ぐらい 出血しています。 ただ、ほとんどの方は、 茶おり程度の出血で、 全く問題ありませんが、 目安として生理の2日目ぐらいの 多い量の場...
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投稿日 2018-01-05 09:12
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Dr.Aoki
ブログNo.525にも書きましたが、 低用量アスピリン (バファリン、バイアスピリン等)は、 血液をサラサラにするお薬です。 必要かどうかわからないのに服用すると、 副作用として、 血が止まりにくくなるため、 後悔することもあります。 妊娠初期によくある少量出血が 大量出血となり、 あるいは絨毛膜下...
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投稿日 2017-12-14 09:21
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Dr.Aoki
原因がわからないまま、 不育症・着床障害の治療として、 低用量アスピリン (バファリン、バイアスピリン等)が 時々処方されています。 なんとか妊娠維持してほしい気持ちは よくわかりますが、 9件の臨床研究(対象1228名)を まとめた国際論文(2014年)では、 原因不明の不育症には、 低用量アスピ...
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投稿日 2015-04-27 09:05
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Dr.Aoki
「 抗リン脂質抗体が陽性ではないのに、 また、凝固系検査が異常でもないのに、 流産予防として、 小児用バファリン(81)か、バイアスピリン(100)を 服用しても、その予防効果がなかった。 」 という研究結果が、 世界で最も信頼できる一つの医学雑誌に 2010年、発表されています。 N Engl J...
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投稿日 2009-05-08 13:44
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Dr.Aoki
抗リン脂質抗体陽性による不育症の世界的な標準治療法は、 低用量(少量)アスピリンとヘパリンの併用療法です。 しかし、アスピリンの飲む量と使う時期は、 患者さんの状態によって、変える必要があります。 低用量アスピリンの最も効果的な薬の量は、 実は、 ア ス ピ リ ン ジ レ ン マ といって、なか...