『ご利用者様の人生をよく聴き、人生を小冊子にまとめる「聞き書き」活動』※ご本人の許可をえて写真や文章を公開しています。デイサービス長寿の家では、「聞き書き」というボランティア活動にとりくんでいる高橋喜宣さんのご協力を得て、希望されるデイサービスご利用者様の人生について、お話を伺い、小冊子にまとめる活動をおこなっています。今回は、小泉健次様のお話をまとめました。『語り 小泉健次さん 戦争で学業の機会を、戦後政策で漁場を失う』http://www.kibounotubasa.net/pdf/koizumikenji.pdf↑ここから全文、ダウンロードできます。 小泉さんは、戦前の学童疎開から、戦後...
【デイサービス長寿の家で、『聞き書き』活動】私は『驚きの介護民族学』という本を以前に読んで、高齢者施設のご利用者様の生活体験を文字に残すことが、話をするご利用者様にとって昔を思い出して脳が活性化する良いきっかけとなる一方、スタッフにとってもご利用者様のことを深く知る機会となり、歴史資料としても貴重なものになると学び、いつか実施したいと思っていました。今回、高橋喜宣さんから『聞き書き』という活動をはじめたので高齢者を紹介してほしいと依頼をうけ、『驚きの介護民族学』に書いてあったことと共通するものがあり、良い活動だと思ったため、まずはデイサービス長寿の家を利用している、私の祖母(鴨下キク)を紹介し...