アメーバー経営
12月
24日
最近になってプラットフォーム型とか言葉は変えてもおなじことを言い始めているようですが、80年代初頭のパソコンの登場から産業構造でも同様のことが進行していました。
大企業が開発、製造からマーケテイング、販売、サポートまですべてをこなしていた垂直型ビジネス時代から、マイクロソフトやインテルのように得意分野に特化した会社が、市場全体を独占するようになった水平型ビジネスに移行しつつあったのがIT産業界だったといえます。
ビジネスの主役を担っていたIT産業が、他の産業・ビジネスの発展・改善に回る名脇役の時代にはいったともいえる21世紀。上記のようなビジネスモデルが他の産業にももっと浸透していく可能性があるのではないでしょうか?
大不況の昨今、身軽に機動力をもってサバイバルするためにも得意領域をお互い持ち寄った協業ビジネスモデルが問われてもおかしくありません。
そうなると会社名とかの看板より中身が勝負。それはある意味で中小企業の出番かもしれません。でもサバイバルするためには、お互いが協力してビジネスを成就。
種という新規技術やビジネスを生み出す米国。その種を花開かせる生産技術の日本とマクロ的に捉えた一面でしょうか。
シアトル近郊で起こっている起業活動も書き留めていこうと考えています。