どこでも Part 1 − AKAMAI
4月
15日
放送業界の一大展示会といってもいいイベントです。
iTuneでどこでも音楽が幕開けし、NetFlixでどこでも映画、そして今はどこでもTVの時代へ突入ですね。
AKAMIと聞くと、赤米? 周防国分寺でも発見された奈良時代の古代米?なんて想像してしまいますが、このどこでもTVを可能にするコンテンツ配信事業会社です。
アメリカ国防省、Yahoo, Apple、IBMから日本ではNHK、ユニクロなどが彼らの顧客になっています。
AKAMAI TV Everywhereでは、すでに次世代TVの幕開けが来ていることを示しています。逆にいうと今のままでは、従来の放送局は成り立たなくなるのは時間の問題だということでしょう。10−20年スパンでなく、案外5年スパン位で・・・スポンサーが新しい双方向配信に流れるのは自明の理です。
そして、注目したいのが、このAKAMIに対抗する企業としては、日本?韓国?
いいえ、すでに中国です。 China Cache International Holidings(CCIH)。すでにNASDAQに上場している中国企業です。
ビジネス市場は中国本土。でも資金集めをUSの株式市場に会社を上場させて動いています。
ボーダーレス化。それは国境やビジネスだけでなく政治も・・・共産国なのに会社がアメリカで上場して資金集めをしている・・・一昔前の政治経済解釈では成立しないですね。
復興日本!伝統文化や慣習は守りながらもボーダーレス化に柔軟に対応することが必要ですね。この時代に県、市町村レベルのボーダーで争っていたはダメでしょう。日本がひとつにまとまること。それは私たちのように海外に出ている日本人ネットワークもすべて含めてだと思います。