Aardvarkの買収
2月
13日
どんな会社?簡単にいうと自分の質問をCommunityのなかで知っている人が教えてくれるというもの。歩く辞書ならぬ、Internet経由での回答Boxといえばわかりやすいでしょうか?
このアイデアがビジネスになる?とは誰が思ったのか?同様のことは私自身も「おばあちゃんの知恵袋」の延長線で、こうしたのがインターネット上であるといいなあと思ったことはありますが、ビジネスにしようとかなるとかは思いませんでした。
行動するかしないか・・・大きな分かれ道でしょう。でも米国で本当の起業に関わって初めてわかる大変さもあります。今の日本にないというか、忘れられてきた「ハラ」を括る部分といっていいかもしれません。
日本の報道では、こうした新興起業がどのくらいのサイズではじまり、どのくらいで買収されたとか表面的な数字面の報道が目立ち、成金趣味の誤解を醸し出しがちですが、実際は違うと思います。
本当に中に身を投げると、日本の会社勤めがいかに組織に守られた、温室かを実感することになると思います。現在、私が関わっているシアトル地元の起業でもドラスチックなことが来週には起こります。
お金を「賭ける」でなく、人生を「懸ける」のがベンチャーでしょうか。それが日本では、戦後60年経て、無くなりつつあるのかもしれません。安心・安全を会社・組織に求めてはいけないのではないかと思うこの頃です。