DXかAXか?
2月
20日
DXはDigital Transformationの略で、Wikipediaには「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念である。と出ています。
果たしてそうでしょうか?
DXの反意語は「AX」(Analog Transformation)と言えますが、人々の生活を豊かにするのは白黒というデジタルで分けれない部分にあると思います。グレー部分にあたるアナログが人々をホッとさせるのも事実だと思います。ITがよい方向に変化させる前提には、人々の心が欲する方向だけでなく、調和という自然の摂理を見逃すと昭和の高度成長期時代に起こった環境汚染のような公害が別の形で出るのではないかと危惧します。その悪影響は、人の心に及ぼすことだったり、極端な貧富の差という形で現れるかもしれません。
すでにシリコンバレーではSTEMでなくSTEAMだと修正しています。STEMはScience, Technology, Engineering, Mathematicsと理系でなくば、人にあらずではないですが、職はないよ!と。ところが大切なのがA=ArtだということでSTEAMという略語をbuzz wordにしています。昨今の有名な米国の起業家が読んでいる著書の多くからも頷けます。
参考:ザッカーバーグ、ゲイツ・・・・起業家8人の愛読書109冊
性分が天邪鬼的なところが自分にはあるようで、みんなが右!と言う時(頃)には、いやだ、左ではないかい?なんて思うところがあります。自分のなかで無意識にどこかで世間というか大衆の動きとは反対を観ながらバランスを取ろうとしているのか、右へ倣えは危ないという危機管理が働くのか?
全ては陰陽の世界。これは真理ですね。
取り留めないこと書いたように思いますが、今朝ふっと思ったことです。