人生、流れのままに切り拓く
9月
29日
南こうせつのサマーピクニック野外コンサートに行って来ました。
心配された雨も晴れ男は、もろともせず雨雲を遠ざけ後半一瞬降っただけ。
沢山の(40年前は)若者が、芝生に陣取っての懐かしい曲にそれぞれの想いを馳せる5時間のコンサートでした。ゲストアーティストが、持ち歌を2-3曲ずつ披露。その間を南こうせつが繋ぐ展開。歌詞にYOUTUBE埋め込んだので、クリックしていただければ、懐かしの曲が流れます。
最初のゲストが海援隊。「思えば遠くへ来たもんだ」の歌詞に故郷出てからの自分の軌跡が重なってグーと来るものが。
出演順にいくと、
南こうせつ
海援隊
伊勢正三
森高千里
イルカ
BEGIN
森山良子
加山雄三
長渕剛
森高千里の50歳過ぎとは思えない姿と「私がオバさんになっても」の歌に高校大学時代の彼女に想いを馳せたオッさんも多かったのでは?
イルカの「なごり雪」。ブルートレインと呼ばれていた夜行列車で上京した田舎者にはたまらない昭和の時代が目に浮かびます。大阪万博? 大学受験? 就活?
BEGINの「島唄」に続き歌声に聴き惚れる森山良子の「さとうきび畑」。この曲は実は50年前のものと知ってビックリ‼️
加山雄三の「君といつまでも」には、みんな結婚生活を振り返り、「旅人よ」にこれからに想いを馳せたのでしょうね。
トリが長渕剛。南こうせつとのデビュー当時からの付き合い話を聞いてこれも驚き。しかし、この2人の「神田川」も良かったけど、アンコールでの「乾杯」を生で聴けたのは最高でした。
最後は「Keep on going!!」と叫びながら、無い道を作って行くぞ!という南こうせつのエール。ファンの殆どが還暦過ぎた昔の若者。でもデビュー50周年、70歳を過ぎたイルカや南こうせつがまだ新アルバムを出しながら、過去の栄光にすがっていない姿に勇気をもらいました。
まだまだこれからも自分の人生をデザインしていく情熱は持ち続けたいと改めて思った夜でした。還暦迎え、人生も第四コーナー。でもどんなゴールになるかは最後のこのコーナーのために今までがあったのかなとも。