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アメリカの子供のなりたい職業 &映画「Spotlights」

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アメリカの子供のなりたい職業 ...
アメリカの子供500人 10歳までの

将来なりたい職業は、、、





男の子の将来なりたい職業

1位  プロのスポーツ選手

2位  わからない

3位  消防士

4位  エンジニア

5位  宇宙飛行士



女の子のなりたい職業

1位  医者

2位  先生

3位  わからない

4位  科学者

5位  シェフ、 パティシエ




”案外、万国共通しているんやなあ。。。”















“Spotlight”




ペンによって世界を動かした

臨場感溢れる感動のドキュドラマを是非!

(米国 2015年11月25日公開)

邦題:N/A(ロングライドが来年の4月頃劇場公開を予定している)

ジャンル:バイオ・歴史ドラマ

配給会社:オープン・ロード・フィルムズ
製作会社:ファースト・ルック・メディア、パーシティパント・メディア他
監督:トム・マッカーシー
製作:スティーヴ・ゴリン、マイケル・シュガー
製作総指揮:ジョナサン・キング、パトリス・セロー、
脚本:ジョシュ・シンガー、トム・マッカーシー
撮影:マサノブ・タカヤナギ
編集:トム・マカードル
音楽:ハワード・ショア
美術(プロダクション・デザイナー):スティーブン・H・カーター
衣装:ウェンディ・チャック
俳優:マーク・ラファロ、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムス、
   リーブ・シュレイバー、ジョン・スラッテリー、スタンリー・トゥッチ、
   ビリー・クラダップ

放映時間:2時間8分

お薦め度:★★★★(4★が満点)




(ストーリー)

2001年に、ボストンの名門新聞社の

ボストン・グローブ紙面の中の

ローカルコーナー記事の「スポットライト」欄を

担当するジャーナリストのチームは、

マサチューセッツ州内における

ローマカトリック教会の聖職者たちによる数々の

性的児童虐待のパターンと、

ストン大司教の管区による一連の隠蔽行為を、

1年にわたる綿密な聞き込みなどで見つけ出す。

数え切れないほど多くの性的児童虐待を

個々に摘発するのではなく、

根本的なローマカソリック教会の悪質な

隠蔽工作の事実を、元から断ち切ろうと

1年後の2002年に終に新聞紙面で糾弾を行い、

スキャンダルを白日の下に晒す記事を

掲載する。そして、社会で

大きな権力を握る人物たちを失脚へと

追い込むことになる。




(監督・俳優・製作スタッフ等)

監督は1990年代の

半ばあたりから様々な映画や

テレビ・シリーズに俳優として出演した後、

心に沁みる名作の「扉をたたく人」(2007)

監督・脚本をし、また最近ではアダム・サンドラーを

主演にした「靴職人と魔法のミシン」の

メガホンを取ったトム・マッカーシー、

製作は「バベル」(2007)や

来年公開の「レヴェナント 蘇えりし者」などの

スティーヴ・ゴリンと、

「だれもがクジラを愛してる。」(2012)などの

マイケル・シュガー、製作総指揮は

「マダム・マロリーと魔法のスパイス」(2014)や

来月公開予定の「ブリッジ・オブ・スパイ」(2015)を

手掛けたジョナサン・キングや、

「白い沈黙」などのパトリス・セロー他が担当、

脚本は監督のトム・マッカーシーと、

「フィフス・エステート 世界から狙われた男」(2013)の

脚本を担当したジョシュ・シンガー、

撮影は「世界のひとつのプレイブック」(2013)の

日本人撮影監督のマサノブ・タカヤナギ(高柳雅暢)、

編集は監督のトム・マッカーシーと一緒に

「扉をたたく人」などで仕事をしたトム・マカードル、

音楽は「ホビット」シリーズの

音楽を担当したハワード・ショア、

美術(プロダクション・デザイン)は、

監督の「靴職人と魔法のミシン」の美術を

担当したスティーヴン・H・カーター、

衣装は「カリフォルニア・ダウン」(2015)の

ウェンディ・チャック、

出演者にはチームの新聞記者役を

「アベンジャーズ」(2012)のハルク役や

最近では「キッズ・オールライト」(2010)や

「フォックスキャッチャー」(2014)で

アカデミー賞などにノミネートされた

マーク・ラファロ、「スポットライト」のデスク役には、

「バードマン」(2014)で俳優として

復活したマイケル・キートン、チームの

女性新聞記者役を古くは

「きみに読む物語」(2004)以降恋愛ものに

多く出演していたが、

最近は「誰よりも狙われた男」(2013)で

女優としての芸域を広げようとしている

レイチェル・マクアダムス、

ボストン・グローブ社に新しくやって来た

編集長役には最近テレビ・シリーズの

「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」で

主演をはっているリーヴ・シュレイバー、

「MADMEN マッドメン」シリーズの

ジョン・スラッテリー、

数え切れないほどの映画などに

出演している名バイプレイヤーの

スタンリー・トゥッチ、

それに「あの頃ペニー・レインと」の

ビリー・クラダップ他が出演している。




(作品評価)

• 失敗すれば新聞記者としての

生命が無くなってしまう、2千年の歴史と絶大な

権力を持つカソリック教会を相手にした

静かな戦いに、「スポットライト」の

新聞記者の5人のチームの面々が

勇猛果敢に挑む姿を、緊迫感・臨場感たっぷりに

事実をもとに描き出した

第一級の歴史・暴露ドラマ作品。

• この暴露記事がキッカケで、

子供への性的虐待例(レイプ)が

全世界で4千件近く現在まで報告されていて、

神父の資格を剥奪された人が

8百人以上いて、2千6百人ぐらいが

職務永久停止処分になっているよう。

また、アメリカだけで2015年の秋までに

支払った性的被害者の損害賠償額は

40億ドル(約4千9百億円)となっている。

もし、この勇気ある「スポットライト」の

新聞記者たちが居なかったら、

今でもカソリック教会の聖職者たちによる

子供たちへの性的虐待が

続いている事を思えば、恐ろしくなる。

• 監督のトム・マッカーシーは、

1990年半ば当たりから様々な映画や

テレビ・シリーズに出演する俳優であったが、

2003年に脚本及び監督をした

「The Station Agent」は

インディペンデント・スピリット・アワードを

含む22もの映画賞を受賞し、

高い評価を得た後、2007年に名作とも呼べる

「扉をたたく人」の脚本・監督をした人物で、

両作品とも心に沁みる

感動のヒューマンドラマ作品である。

「扉をたたく人」は、この「スポットライト」の

権利を買い、来春劇場公開をする

配給会社のロングライドが権利を買って、

2009年に劇場公開をしているので、

ビデオで見られる筈だが、

「The Station Agent」はどの配給会社も

手を付けていないので、是非日本の権利を

買って劇場公開をして貰いたい作品。

• 現在まで、色々な映画の賞の

ベスト作品賞などを総なめと言う感じで取っており、

ゴールデン・グローブ賞での賞獲得となれば、

来年のアカデミー賞の作品や

監督のベストを取るものと思われる。

この作品で、トム・マッカーシー監督も

メジャーな監督の仲間入りをするだろう。


































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