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- 身障者は子供じゃないとあかん？ &「アントマン」レビュー
子供の教育のために、
新製品 「色々な人と職業」の人形を発売した。
消費者の子供の親からの要求もあり、
身障者の車いすに乗った人形も入れた。
ところが、
一部の親たちから、落胆の声が聞かれた。
身障者が子供でなく、
どう見ても、お年寄りであり、
親たちは、
子供が身障者を身近に感じるように、
子供にしてほしかったというのである。
これについて、
レゴは、まだコメントをしていない。
”アメリカは、こういうのは、
進んだ考え持ってるんやなあ。
でも、おじんの身障者でも、
ええやんか。
おじんも、いたわってほしいんやさかい。”
身長わずか1.5cmのスーパー・ヒーローの活躍に喝采！
“Ant-Man”（米国 ２０１５年７月１７日公開）
邦題：「アントマン」日本はディズニーが
今年の９月１９日から公開予定
ジャンル： ＳＦ・アクション・スリラー
配給会社： ディズニー
製作会社： マーベル・スタジオズ
監督： ペイトン・リード
製作： ケヴィン・ファイギ
脚本： エドガー・ライト、
ジョー・コーニッシュ、
ポール・ラッド他
撮影： ラッセル・カーペンター
編集： ダン・レーベンタール、コルビー・パーカー・Ｊｒ
音楽：クリストフ・ベック
美術（プロダクション・デザイナー）：
シェパード・フランケル、
マーカス・ローランド
俳優： ポール・ラッド、
マイケル・ダグラス、
エヴァンジェリン・リリー、
コリー・ストール、
ボビー・カナヴェイル、
マイケル・ペーニャ
放映時間： １時間５７分
お薦め度： ★★★（４★が満点）
（ストーリー）
こそ泥の技量は凄いものを持っている主人公の
スコット・ラングは、やる気も能力もあるのに、
なぜか空回りばかりしていた。
スコットは、仕事も家庭も失い
刑務所に入れらて絶体絶命の状況であった。
別れた妻と暮らす最愛の娘の養育費すら
払えなくなった彼にハンク・ピム博士から
オファーされた最後にして唯一の仕事は、
身長わずか1.5cmになれる
驚異のスーツを着用し、
想像を絶する特殊能力を持つ
「アントマン」となることだった。
アントマン・スーツを着れば、
誰でもアントマンになることが可能。
とはいえ、それとヒーローになることは
別の話だった。
スーツを着用したスコットは、
アントマンのパワーを使いこなすため、
満身創痍でトレーニングに奮闘する。
だが、思い描いていた
カッコいいヒーローになるには、
あまりにも長く険しい道のりが待っていた。
最愛の娘のために猛特訓を開始した彼は、
本当のヒーローとなり、
人生のセカンド・チャンスを
つかむことができるのか。
そして、アントマンに
託された決死のミッションとは何なのか。。
（作品評価）
• 「アイアンマン」、「マイティ・ソー」、
「超人ハルク」などのマーベル・コミックの
スーパー・ヒーローもののＳＦ・アクション作品には、
少し食傷気味だったが、
今回の「アントマン」は今までの
スーパー・ヒーローものと違って、
常識を覆す極小のヒーローなのと、
昆虫の蟻を使って悪者を懲らしめるという
結構子供が観ても楽しい作りになっている。
• “最小ヒーロー”だけに、
繰り広げられるアクションが斬新でおもしろい。
浴室では、蛇口から出る水が滝のような勢いで
襲いかかってきたり、
子蟻と出会い可愛がっていたら、
親蟻が出て来てビックリしたり、
壮絶なバトルが実はアタッシュケースの中で
展開していたりと、
映像の迫力に手に汗握りながらも
ユーモアに溢れていて、
思わずクスっと笑ってしまうユニークさがある。
• アイアンマンのような億万長者でも天才でもなく、
ソーのような神でも、
キャプテン・アメリカのような
スーパーソルジャーでもない普通の、
それも屁たれな男性を主人公としているのと、
可愛い娘の為にお父さんは頑張ると言う、
誰もが共感できる人間ドラマ仕立てになっていて、
ユーモアと哀愁に満ちた作品と言える。
• アメコメの中のスーパーヒーローの強さを
比較したものがあったのだが、
超ド級に強いＳランクが、
「ウォッチメン」の中に出て来る「Ｄｒ．マンハッタン」で、
その次のＡ級には超有名な「スーパーマン」で、
最低の強さは人並みの
Ｆランクが「キック・アス」となっている。
もしランク付けされていない「アントマン」が入ると
Ｓ級からＦ級までどのランクになるのか
他者と一回比較をしてみたいものである。
• アントマンはマーベル・コミックの一人なので、
この作品の中でアベンジャーズの施設に侵入し、
鳥人のファルコンと対峙するシーンがある。
また、キャプテン・アメリカの次回作の
「キャプテン・アメリカ : シビル・ウォー」には、
アイアンマン、ブラック・ウィドウ、ホークアイ、
ファルコンとスカーレット・ウィッチ、
ヴィジョン、ウォーマシン、バッキーが
引き続き登場するが、
その作品にもアントマンが参戦するらしい。
来年（２０１６）には「スーパーマン対バットマン」の
フルの映画が公開される予定で、
まだまだスーパー・ヒーローものの
快進撃は続くものと思われる。
（監督・俳優・製作スタッフ等）
監督はキルステン・ダンスト主演の
高校生のチアリーダーの奮闘を描いた
「チアーズ！」（２０００）やジム・キャリーが主演した
「イエスマン ”YES”は人生のパスワード」（２００８）を
撮ったペイトン・リード、
製作は「アイアンマン」シリーズや
「アベンジャーズ」シリーズなどマーベル・コミックの
一連のスーパー・ヒーローもの映画の製作を
担当しているケヴィン・ファイギ、
脚本はイギリスのコメディ系作品を
製作・監督・脚本などをしている
（「ショーン・オブ・ザ・デッド」、
「ホット・ファズ」等）エドガー・ライトと
ジョー・コーニッシュ、
主演のポール・ラッドも参加している、
撮影は「スティーブ・ジョブズ」（２０１３）など
多くのヒット作を撮っているラッセル・カーペンター、
編集は「アイアンマン」シリーズの１と２を編集した
ダン・レーベンタールと「バトルシップ」（２０１２）を
編集したコルビー・パーカー・Ｊｒ、
音楽は「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の
音楽を担当したクリストフ・ベック、
美術（プロダクション・デザイン）は
「幸せになるための２７のドレス」（２００８）
を担当したシェパード・フランケルと
「ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う！」
この作品の脚本を担当している
エドガー・ライトとジョー・コーニッシュの
作品の美術を担当している
マーカス・ローランド、
主演のスコット・ラング／アントマン役には
「４０歳の童貞男」（２００６）や
「ぼくたちの奉仕活動」（２００８）
主にコメディ系の作品への出演が多い
ポール・ラッド、
共演には「ウォール街」で
アカデミー賞を取った名優マイケル・ダグラスが
ハンク・ピム博士を、ピム博士の娘の
ホープ役のヒロインには「ＬＯＳＴ」で
有名になったエヴァンジェリン・リリー、
アントマンのネメシスとなる
ダレン・クロス／イエロージャケット役には、
最近人気テレビ・ドラマの
「ストレイン 沈黙のエクリプス」で主役を
コリー・ストール、その他ボビー・カナヴェイル、
マイケル・ペーニャなどが出演をしている。
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