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ホテルに水族館!&映画「終わらないメロディー」レビュー 

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ロビーに、バカでっかい水族館!... ロビーに、バカでっかい水族館!




エレベーター途中からも見れる。... エレベーター途中からも見れる。 




ベルリンのラジソンブルー・ホテルの

ロビーにある水族館。


1500匹の魚や、97種類の生物が生息。

タンク掃除は、ダイバーが1日3,4回行っている。


それに、ホテルのお客さんは、

エレベーターに乗ると、

水槽タンクの真ん中から見ることできる。


楽しみはこれだけでなく、

人魚が泳いでいたり、

タンクはトンネルにもなっていて、

トンネル内を歩くと、

タンクの下からも鑑賞できるそうだ。














アメリカ映画公開、

「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」



レビュー

1960年代に一世を風靡した

ザ・ビーチ・ボーイズの

リーダー,ブライアン・ウィルソンの

知らざれる壮絶な生き様を描いた佳作.


“Love & Mercy”(米国 2015年6月5日公開)

邦題:「ラブ&マーシー 終らないメロディー」

(日本では今夏、8月1日から公開をしている、KADOKAWA)

ジャンル: ドラマ・音楽・伝記



配給会社: ライオンズゲート

製作: リバー・ロード・エンターテインメント 

監督: ビル・ポーラッド

製作: ビル・ポーラッド、
ジョン・ウェルズ、
クレア・R・ポルスタイン

脚本: オーレン・ムーヴァーマン、
マイケル・アラン・ラーナー

撮影:ロバート・D・イェーマン

編集:ディノ・ヨンサーテル

音楽:アッティカス・ロス

美術(プロダクション・デザイン):キース・カニンガム

衣装デザイン:ダニー・グリッカー

俳優: ジョン・キューザック、
ポール・ダノ、
エリザベス・バンクス、
ポール・ジアマッティ

放映時間: 2時間1分
お薦め度: ★★★(4★が満点)




(ストーリー)

1960年代、ザ・ビーチ・ボーイズの

リーダー、ブライアン・ウィルソンは

音楽的側面を一手に引き受け、

天才ミュージシャンとして様々なヒット曲を作り、

全米の若者たちの心を捉えていた。

しかし、天才ゆえの孤独と繊細さ、

父親との確執、ザ・ビートルズの台頭、

過酷なツアー活動、

それに他の音楽家たちを寄せ付けない

独創性に富んだ音楽作りの

プレッシャーなどから、

次第に精神に変調を来たしていく。

1980年代、すっかり音楽の表舞台から

消えていたブライアンは、

依然として心が傷付き混乱をしていて、

精神に深刻な問題を抱えていた。

精神科医のユージン・ランディによる

24時間の厳しい監視と薬漬けの日々が

状況を悪化させていた。

そんなある日、ふと立ち寄った

自動車の販売店で、

セールスを担当していた美人の

メリンダ・レッドベターと出会い、恋に落ちるのだが。  





(作品評価)

• ウェストコースト・ロックの

元祖に位置付けられる

「ザ・ビーチ・ボーイズ」のリーダーで

天才ミュージシャンのブライアン・ウィルソンの

音楽と個人的な波乱万丈の

人生を赤裸々に描いた佳作ドラマとだろう。

• 60年代と80年代を行ったり来たりする

作りになっているものの、

作り手がなるべくシンプルに

この作品を作ったようで、

観ていて話しがごちゃごちゃになる事はない。

• オリジナルのザ・ビーチ・ボーイズの

曲がふんだんに使われているのと、

名盤の「ペット・サウンズ」の

制作現場を完全に再現させて描いているので、

音楽好きな人にとっては

たまらなく魅力のある映画とだろう。

• ブライアン・ウィルソンが、

偶然出会ったメリンダ・レッドベターとの

愛を育み、幾多の困難を乗り越えて、

最後には結ばれるので、

恋愛ものとしてもハッピーエンディングで

完結しており、

最後にはこの点でも胸を打つ作品と言える。

• 但し、残念なことには、

劇場に来ていたほとんどの

お客は中年から老年の人ばかりで、

この様な音楽・バイオ・ドラマの佳作を、

もっと若者に観て貰いたいと願う。

(各国の映画祭で多くノミネートされている。)






(監督・俳優・製作スタッフ等)

監督は「ツリー・オブ・ライフ」や

「それでも夜は明ける」などの製作で

知られるビル・ポーラッド、

製作は監督のビル・ポーラッド、

「8月の家族たち」(2013)などの製作を

担当したクレア・ラドニック・ポルスタイン、

それにテレビ・シリーズの

「シェイムレス 俺たちに恥なない」

などの製作をしているジョン・ウェルズ、

脚本は「メッセンジャー」(2009)などの

オーレン・ムーヴァーマンと

「オーガストウォーズ」(2012)などの

マイケル・アラン・ラーナー、

撮影は「グランド・ブタペスト・ホテル」(2013)で

アカデミー賞にノミネートされた

ロバート・D・イェーマン、編集は「ぼくのエリ 

200歳の少女」(2008)などの

ディノ・ヨンサーテル、

音楽は「ゴーン・ガール」(2014)などの

アッティカス・ロス、

プロダクション・デザインを担当したのは

「おとなの恋には嘘がある」(2013)などの

キース・カニンガム、

衣装デザインには「とらわれて夏」(2013)などの

ダニー・グリッカー、

主演には60年代の

ブライアン・ウィルソンには

最近演技の幅がぐっと拡がった

「ブリズナーズ」(2013)などの

ポール・ダノ、80年代のブライアン・ウィルソンには

数え切れないほどの映画で出演している

ジョン・キューザック、ブライアンが

運命の出会いをするメリンダ・レッドベター役には、

「ハンガー・ゲーム」シリーズに出演したり、

「ピッチ・パーフェクト」シリーズの

出演・製作・監督までもやった

マルチタレント性を持つエリザベス・バンクス、

悪徳精神科医のユージン・ランディ役には

名脇役のポール・ジアマッティが

カツラを被って頑張って演じている。









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