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花嫁ゴジラって?! &映画「ウエディング・リンガー」レビュー

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映画「ウエディング・リンガー」... 映画「ウエディング・リンガー」



映画「ウエディング・リンガー」を観て、

アメリカでは、

花嫁の一つ面白い造語があるのを思い出した。



欧米の結婚式において、新郎の付添人であり

立会人の男性をグルームズマンと呼び、

その代表をベストマンと呼び、

新郎の世話人であり、

結婚指輪や結婚証明書を運ぶなど、

挙式進行のサポートをする重要人物です。

ベストマンは、新郎の親友とか兄弟

がなるのが普通ですが、

なってくれる人物が居ないとなると、

それは本当に深刻な問題となってしまう。



これと同様に、

花嫁も、ブライダルメードと呼ばれる

付き添い人が、花婿の付き添いの

ベストマンとグルームズマンと同じ人数を

揃えるのである。 

この人数が多いほど、

結婚式が盛大であるという節もあり、

通常は、片方だけで5人くらいの付き添い人を

つけているようだ。

彼女ら、彼等は、すべて同じドレス、スーとを着て、

挑むのである。




以前は、アメリカの結婚式は

日本ほど金をかけなかったが、

最近は、日本と同様に

何万ドルの費用をかけている。

日本同様、こちらも花嫁が結婚式の

内容を仕切るようで、

また、これが女性にピッタリの

役職なのであろうが、

アメリカの結婚式は、小さなことから

自分達で決めなければならない、

例えば、食事はもちろんだが、

テーブルクロスの色、音楽、

テーブルの花のアレンジ、 写真、

映画にもやっていたが、

サラダドレッシングまで決めなければ

ならないのだ。

このため、懲り過ぎて、

ノイローゼ気味になる女性を

"ブラデジィラス”と呼ばれる。 

(英語の花嫁のブライドとゴジラの造語)







映画「ウエディング・リンガー」レビュー



小男のケヴィン・ハートがスクリーン狭しと暴れる報復絶倒のコメディ

“The Wedding Ringer”
(米国2015年1月16日全米で公開)

邦題:日本では劇場公開はされない模様        

ジャンル: コメディ・ロマンスドラマ

上映時間: 1時間41分

お薦め度: ★★ (4★が満点)

     

(ストーリー)
ダグ・ハリスは憎めないが

社交的には不器用な男。

幼少の頃から父親の海外転勤が多かったので

落ち着いて友達が作れなかったのと、

本来の生真面目で面白くない性格からか

親友と呼べる友達が居ない。

彼は間じかに結婚式を控えていたが、

一つの深刻な問題を抱えていた。

結婚式に何とか

自分のベストマンになってくれる人物を探したが、

誰も見つからない。

そんな折、

ダグは、友達のいない男性たちのために

お世辞のうまい花婿の付き添い人を提供している

ベストマン株式会社の

オーナーで社長のジミー・キャラハンを紹介される。

ジミーと契約をして、

くせのある9人ものグルームズマンを雇い

結婚式当日、彼らは打ち合わせ通り、

進行していたが、ダグは思いがけなく

新婦の内心を知ってしまい、

披露宴の最中、タグはベストマン、

グルームの付き添いはすべて自分が雇ったと

皆の前でぶちまけてしまい、

花嫁は怒ってその場から去ったのであるが、

それにも関わらず、ダグと付添人ジミーとの間には

思いがけない兄弟愛が芽生えていく。




(作品評価)
• 題名の”The Wedding Ringer”の

”Ringer”と言う言葉はアメリカでは「替え玉」を指し、

要は「身代わり」をしてくれると言う意味で、

結婚式のベストマンの身代わりを探して、

結婚を無事に終らせてくれるビジネスを指しています。


• 身長がたった162センチの

ケヴィン・ハートが繰り出す精力的で

機関銃のような早口の喋くりは、

若き日のエディ・マーフィや

少し前のクリス・ロックなどを彷彿させ、

ジョシュ・ギャッドとの掛け合いの演技も上手い。

特に、他人の結婚式に乗り込んで、

二人でダンスをするシーンは抱腹絶倒。


• 結婚式は誰にとっても人生の一大イベントなので、

それをテーマにした映画がたくさんあるが、

ここまで結婚式を茶化した作品も過去に無かったので、

まあ時間と暇があれば観ればと言う感じの作品。

(但し、日本ではこの手のコメディ作品は、

基本的にビデオ・ストレートになるので、

日本の方にはビデオで観るしかないでしょうが。)




(監督・俳優・製作スタッフ等)

監督は2006年に劇場未公開で

ビデオ・ストレートとなってしまった

「ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き」の

原案及び脚本を書いたジェレミー・ガレリックで、

この作品が彼の長編映画デビュー作となる、

製作は昨年の大コケ作品の

「シン・シティ 復讐の女神」

他を製作したアダム・フィールズと

2006年の「ストンプ・ザ・ヤード」

他のウィリアム・パッカーが担当、

脚本は監督のジェレミー・ガレリックと

「ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き」を

共同執筆したジェイ・ラヴェンダー、

撮影はテレビ・シリーズを

主に撮っていたブラッドフォード・リプソン、

編集は2013年の「ハングオーバー!!!

最後の反省会」などのジェフ・グロス、

音楽は2011年の「モンスター上司」などの

クリストファー・レナーツ、

美術(プロダクション・デザイン)は2013年の

「バトル・オブ・ザ・イヤー ダンス世界決戦」

(日本では劇場未公開)などのクリス・コーンウェル、

主演には10年以上掛けて

スタンドアップコメディアンの地位を築き、

この作品が初主演作となるケヴィン・ハート、

共演にはブロードウェイミュージカルの

「The Book of Mormon」で名をはせたジョシュ・ギャッド、

CBSの

シットコム『ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』に

出演して人気を博している

ケイリー・クオコ・スウィーティングなどが出演している。





配給会社:スクリーン・ジェムズ(ソニー・ピクチャーズ)、
ミラマックス

製作会社:ウィル・パッカー・プロダクション、
ミラマックス他

監督:ジェレミー・ガレリック

製作:アダム・フィールズ、
ウィリアム・パッカー

脚本:ジェレミー・ガレリック、
ジェイ・ラヴェンダー

撮影:ブラッドフォード・リプソン

編集:ジェフ・グロス他

音楽:クリストファー・レナーツ

美術(プロダクション・デザイン):クリス・コーンウェル

衣装:ジュヌビエーヴ・ティレル

俳優:ケヴィン・ハート、
ジョシュ・ギャッド、
ケイリー・クオコ・スウィーティング、
ケン・ハワード等


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