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「博士と彼女のセオリー」は、観て良し’聴いて良し!

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昨夜(1月11日)

ビバリーヒルズのホテルで開催された

第72回のゴールデン・グローブ賞の受賞結果のお知らせ!


コメディ系映画やテレビ・シリーズに出て人気のある

ティナ・フェイとエイミー・ポーラーが総合司会 (MC)。

映画の最高権威の賞であるアカデミー賞と同じような

進行で行われた、このゴールデン・グローブ賞は、

ハリウッドの外国人映画記者協会

(Hollywood Foreign Press Association, HFPA)の

会員によって投票され、選ばれるアメリカの優れた映画と

テレビドラマに与えられる賞で、

アカデミー賞の

前哨戦として注目度が高い賞です。

1944年から映画の賞として始まり、

1956年からはテレビドラマも加わりました。


今年(2015年)の主な受賞者及び作品は下記の如くです。

<映画>
ドラマ部門: 作品賞:「6才のボクが、大人になるまで」

男優賞:   エディ・レッドメイン(「博士と彼女のセオリー」)

女優賞:   ジュリアン・ムーア(「アリスのままで」)

* 同じキャストで12年間かけて撮影した

「6才のボクが、大人になるまで」がドラマ部門の

作品賞、監督賞、助演女優賞の最多3部門を受賞した。

男優賞を受賞したのは『博士と彼女のセオリー』の

スティーブ・ホーキング博士を見事に

演じたエディ・レッドメイン。

先日結婚したばかりの彼にとって、
  
素敵な結婚プレゼントになった。


女優賞は50歳にして

若年性アルツハイマーを患ったヒロインを

演じた「アリスのままで」のジュリアン・ムーア

(受賞数はこれで11冠)が取りました。



コメディ・ミュージカル部門

作品賞: 「グランド・ブダペスト・ホテル」


男優賞: マイケル・キートン  「バードマン 」
      
      (無知がもたらす予期せぬ奇跡) 」


女優賞: エイミー・アダムス「ビッグ・アイズ」
 
* コメディ・ミュージカル部門は、

作品賞はウェス・アンダーソン監督の

「グランド・ブダペスト・ホテル」が作品賞を取り、

最多7部門で候補となっていた「バードマン」
あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 」は、
  
コメディ/ミュージカル部門の

男優賞のマイケル・キートンと脚本賞の

2冠だけとなりとなった。


女優賞:  「ビッグ・アイズ」のエイミー・アダムス


助演男優賞: J・K・シモンズ「セッション」


助演女優賞: パトリシア・アークェット「6才のボクが、大人になるまで」

* 助演男優賞は、「セッション」

(この作品はCPが買っている)の名優J・K・シモンズで、


助演女優賞は
 「6才のボクが、大人になるまで」で母親役を演じた

パトリシア・アークェットが取った。


監督賞
リチャード・リンクレイター 「6才のボクが、大人になるまで」


脚本賞
「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 」

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、

ニコラス・ヒアコボーネ、

アレクサンダー・ディネラリス・Jr、

アルマンド・ボー


外国語映画賞
「リヴァイアサン」(ロシア)

* ロシア作品で、海岸線の町に住む主人公が

  強制的に家の立ち退きを迫られ、
  
  汚職にまみれた市長と闘う様を描いたドラマで、

  各映画祭で絶賛されている作品です。


アニメ作品賞:  「ヒックとドラゴン2」

* 「ベイマックス」が取るものと思われたが、

ディズニーを倒し、DWAのこのアニメ作品が獲得した。


作曲賞
ヨハン・ヨハンソン「博士と彼女のセオリー」

* この作品の音楽は素晴らしかったので、文句無しです。


主題歌賞
GLORY 「SELMA」(原題)

* まだ、観ていないので、分からないですが、曲としては素晴らしい模様。


セシル・B・デミル賞
功労賞にあたるこの賞を受賞したのは、ジョージ・クルーニー。




<テレビ>

TVシリーズ ドラマ部門

作品賞:  「THE AFFAIR」(原題)

男優賞:  ケヴィン・スペイシー「ハウス・オブ・カード 野望の階段」

女優賞:  ルース・ウィルソン「THE AFFAIR」原題

* テレビのドラマ部門では、Showtimeの新作の

オリジナル・シリーズの避暑地での1組の男女の
  
浮気をテーマにした「THE AFFAIR」が作品賞と

主演女優賞を取り、NETFLIXのオリジナルの
  
テレビ・シリーズの「ハウス・オブ・カード 野望の階段」が取りました。


TVシリーズ コメディ/ミュージカル部門

作品賞: 「TRANSPARENT」(原題)

男優賞: ジェフリー・タンバー(「TRANSPARENT」)

女優賞: ジーナ・ロドリゲス(「JANE THE VIRGIN」原題)

* テレビのコメディ/ミュージカル部門では、

Amazonの新作のオリジナル・シリーズの長い間秘密に
  
していた年老いた父親が、

自分の女装趣味を大きくなった3人の子供たちに

打ち明けると言うコメディの
  

「TRANSPARENT」が作品賞と主演男優賞を取り、

主演女優賞は処女なのに妊娠をしてしまうと言う
  
ドタバタ・コメディのCBS局の「JANE THE VIRGIN」の

ジーナ・ロドリゲスが取った。


ミニシリーズ・TV映画部門

作品賞: 「FARGO/ファーゴ」

男優賞: ビリー・ボブ・ソーントン「FARGO/ファーゴ」

女優賞: マギー・ギレンホール

「THE HONORABLE WOMAN」原題

* テレビのミニシリーズ部門では、

作品賞は過去にコーエン兄弟が撮った映画を

題材として作られた

テレビ・シリーズの「FARGO/ファーゴ」で、

主演男優賞も取った。

主演女優賞は、英国のBBC局が制作・放送した

マギー・ギレンホール主演のドラマが取った。

助演男優賞: マット・ボマー「ノーマル・ハート」

助演女優賞: ジョアンヌ・フロガット「ダウントン・アビー」

* 助演男優賞には、HBOが制作・放送をした

ゲイの男たちの葛藤を描いたパワフルなミニシリーズの
  
「ノーマル・ハート」のマット・ボマーが、

また助演女優賞にはBBCが制作・放送したシリーズの
  
「ダウントン・アビー」のシーズン4の

メイド長役のジョアン・フロガットが取った。





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