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アカデミー賞獲得しそうな、「エニグマと天才数学者の秘密」

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Blog#53

第2次世界大戦時の秘められた感動悲話

“The Imitation Game”(米国2014年11月28日 公開)

邦題:「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」

日本での劇場公開:今年の3月にTOHO系で公開予定。
(配給会社:ギャガ)         

ジャンル: バイオ・ドラマ・スリラー

放映時間: 1時間53分

お薦め度:★★★★ (4★が満点)


(ストーリー)
第2次世界大戦時、

ドイツ軍が誇った世界最強の暗号の「エニグマ」は、

ドイツ軍の暗号通信に使われ、

その天文学的(15京9000兆通り)な組み合わせと

日替わりで暗号を変更した為に、

連合軍は窮地に立たされていた。

連合国の劣勢を挽回しようと、

英国が新しく創設した諜報・情報局のMI6は、

様々な特異で秀でた頭脳の持ち主たち一堂に集め、

何とかエニグマを解読しようとするチームを結成する。

その中に天才数学者で暗号研究者であった

アラン・チューリングが居た。

彼は、回りの集められた人たちとは一線を画し、

最初は溶け込まず、自分一人でエニグマを解読する器械を

作り始める。 何とか解読器を作る助けを得る為に、

クロスワード・パズルの達人を募るが、

その中で女性のジョアン・クラークを見つけ、

彼女に色々とヒントを貰うようになる。

そして、最初はアランを煙たがっていた他の連中も

一緒になって解読器の製作を手伝うようになる。

ジョアンが両親に呼び戻されるのを食い止める為に、

アランは彼女と婚約をするが、

実は彼は同性愛者で結婚出来ない事を

彼女に打ち明ける。そして、終に解読器を完成させ、

連合国軍を勝利に導く。

その後、アランはマンチェスター大学でコンピュータの

開発で援助し続けたが、同国が違法であると考えた

同性愛の行為のために、

1952年に英政府によって起訴され、

投獄された後、自殺をするのであった。



(監督・俳優・製作スタッフ等)
監督はノルウェー出身で、

ハリウッドがリメイク権を買った2012年に

撮ったサスペンス・スリラーの「ヘッドハンター」を撮ったモルテン・ティルドゥム、製作は2013年の「ブロークンシティ」を製作した

テディ・シュワルツマン他、

原作はアンドリュー・ホッジスが書いた

”Alan Turing: The Enigma”、脚本はハリウッドで

映画化されていない優秀脚本を選ぶ

2011年のブラック・リスト賞のベストを取った

この作品の脚本を書いたグラハム・ムーア、

撮影は2012年の「インポッシブル」などの

オスカル・ファウラ、

音楽は2014年の「GODZILLA ゴジラ」などを

担当したアレクサンドル・デスプラ、

編集は2012年の「アルゴ」や

「ゼロ・ダーク・サーティ」などを担当した

ウィリアム・ゴールデンバーグ、

美術(プロダクション・デザイン)は

2011年の「裏切りのサーカス」などを

担当したマリア・ジャーコヴィク、

主演には2010年に始まったテレビ・シリーズの

「SHERLOCK」で一躍世界的な人気俳優になった

ベネディクト・カンバーバッチ、

共演には「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなどの

キーラ・ナイトリー、

助演には2013年の「イノセント・ガーデン」などの

マシュー・グード、マーク・ストロング、チャールズ・ダンス、

それにテレビ・シリーズの「ダウントン・アビー」に出演している

アレン・リーチ他が出演をしている。


(作品評価)
この作品は実話を基に書かれた伝記原作を

映画化したものであり、

その余りにも抜きん出た数学者としての才能と、

同性愛者と言うその当時禁じられていた性癖の為に、

第2次世界大戦を連合軍の勝利に導きながら、

また後世のコンピューターサイエンスに多大な影響を与え、

コンピューターの概念を創造し、

「人工知能の父」と呼ばれながらも有罪判決を受け、

投獄され、そしてひっそりと自殺を遂げ42歳の人生を終えた

アラン・チューリングと言う偉大な人物の

数奇な半生を描いた作品です。

アラン・チューリングの人生をテーマにした作品は

これまでもあり、2011年のテレビ映画の

「Codebreaker」を始めとして、

数多くの短編やスペシャル番組が

彼の偉大な功績や業績を紹介していますが、

今回のこの作品が非常に彼の半生を上手く描いていて、

子供以外の人には是非観て戴きたい作品です。

英国では、アラン・チューリングの名誉回復を

願う嘆願書名が3万を超え、

死後55年経った2009年に当時のブラウン首相は、

英国政府を代表して、アラン・チューリング氏に対する

処遇に関しての謝罪を正式に発表しました。

主演のベネディクト・カンバーバッチの演技は、

多分今年作られた映画の中で一番素晴らしい特筆に

価する演技であり、

多分「バードマン!」のマイケル・キートンと

「博士と彼女のセオリー」のエディ・レッドメインを

陵駕した感があります。

配給会社:ワインスタイン・カンパニー

製作会社:ブラック・ベアーズ・ピクチャーズ

監督:モルテン・ティルドゥム

製作:テディ・シュワルツマン他

原作:アンドリュー・ホッジス(”Alan Turing: The Enigma”)

撮影:オスカル・ファウラ

音楽:アレクサンドル・デスプラ

脚本:グラハム・ムーア

編集:ウィリアム・ゴールデンバーグ

美術(プロダクション・デザイン):マリア・ジャーコヴィク

俳優:ベネディクト・カンバーバッチ、
キーラ・ナイトレイ、
マシュー・グード、
マーク・ストロング、
チャールズ・ダンス他






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