体温計3種
4月
25日
体温計、と言えばかつては1866年に開発された水銀体温計が主流でしたが、水銀の毒性などの問題で現在ではサーミスタ式(電気抵抗式)のデジタル式がほとんど。とは言え、体温計に使用される水銀は液体のまま経口摂取してもほとんど消化されずに便として排出されるため無害なのですが、気化した蒸気を吸い込むと身体に悪影響を及ぼすため取り扱いには注意が必要だそうです(割れた体温計をそのまま放置すると水銀が気化する)。でもレトロなデッドストック(未使用品)の水銀体温計はほぼ1,000円以下で購入できるので、電池不要で正確にて一本はおすすめ。
☆TOSHIBA ネオブルーレディー。東芝がマツダ名義から変更した後の割と最近(と言っても10年以上前?)の婦人体温計。38度以下ですと細かく測れますので高熱でなければ男女とも使えます。
☆マツダ体温計 平一号C。かつて東芝は マツダ ブランドで医療用器具を提供していました。この型番はクリニック特納用で、武田薬品工業が販売。脇下3分、舌下1分計。
☆YUYUE(中国製)。水銀より毒性か低いガリンスタンを使用したもの。精度は少し劣るみたいで、振ってもなかなかメモリが下がらないのが難点かも、です。