教育・指導・育成とは
8月
13日
この写真とても微笑ましく、ほんわかします🤭
私たちの少林寺拳法の目的は人づくりによる社会づくりが目的です。教育という言葉もよく出てきます。
しかし、教育・指導・育成、この3つの言葉を混在しながら使用していることがあり、その言葉の意味をここに記載します。
「指導」は、漢字のとおり「ある目的や方向を指し示しながら教え導くこと」という意味の言葉です。ある分野の知識や技術の向上といった特定の目的に向け、誰かを教えたり導いたりすることを言います。少林寺拳法の主な指導は技術を教えることにありますね。
「指導」の場合、「コツやポイントなどを効率よく教えて能力を伸ばす」ことが目的となり、比較的短期で達成することが目的となります。
「教育」は、文字通り「教え育てること」という意味の言葉です。人に知識や技術などを授けたり、精神的にも成長させてより良い人間にすることなどを言います。とすると、なかなか短期では成し遂げられません。ある程度長い時間をかけ、指導を続けて育てていくこととなります。
「育成」とは、「育て上げること」という意味の言葉です。「育成」の「成」という字は「できあがる」「しあがる」などを意味しますので、特定の分野で育て上げることとなります。「育成」はある程度の手本を見せながらも、相手の自主性に任せるというスタンスを取るのが一般的です。
この3つの言葉の意味をしっかりと理解しながら、普段の指導にあたらないといけませんね😅
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