土佐中村 一條大祭 2007年11月23〜25日
一條神社
文久2年(1862年)、中村御所跡の一部である一條家御廟所跡に、中村の文化・経済の発展に尽くした土佐一條氏の威徳を偲ぶ郡民によって建立された神社です。
「いちじょこさん」と呼ばれ、毎年11月下旬に行われる大祭は、土佐の三大祭に数えられています。
境内には、藤見の御所跡や化粧の井戸など一條氏ゆかりの旧跡が残されています。
土佐一條氏
前関白一條数房は応仁の乱(1467年〜)の翌年、京都から中村へ下向しました。
文明12年(1480年)に58歳で亡くなるまでの在13年間に、荘園を復活、中村を土佐の中心的商都建設した功績は大きいものでした。
一條数房の父は、摂政、関白、太政大臣を歴任した一條兼良です。
土佐の小京都、中村
一條数房が中村へ下向し、京の都を模して「まちつくり」をしたと伝えられるまちです。道路は碁盤の目になっており、祇園・京町・鴨川・東山など地名にその名残を留めています。
市街地は清流四万十川とその支流後川にかこまれ、そのたたずまいは最も京に似ていると言われます。
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