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四万十川の風景(その1)沈下橋

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四万十川の風景(その1)沈下橋
写真で観る四万十のご案内

四万十川の風景(その1)沈下橋。
 写真上は、葛川の沈下橋:凡そ40ヶ所ある沈下橋の平均的は橋のイメージです。
 写真下は、佐田の沈下橋:一番川下に架かる1番大きな沈下橋で中型のバスなら通れます。
 でも、渡るときはお気をつけ下さい。一年に1回ぐらいはこの橋から車が転落します。

 沈下橋は戦後間も無い昭和20年代、物資不足の頃、渡し舟に代わって作られたもので、大きな橋ではありませんが、少しの雨でも渡れなくなった川を渡れるようになり、随分と便利になったそうです。
 でも、物資不足で堤防の上を跨ぐようには出来なかったので、堤防の高さの半分ほどの所に架かっています。
 増水時に橋が流されないように、欄干は作らず水に沈んで、ひたすら水が引くのを待つように作られています。

 増水の時は水に沈む、因って『沈下橋』です。同じような橋を、徳島県では『潜水橋』といいます。

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