土佐一條公家行列 「藤祭り」(1/2)
5月
6日
写真:左
写真では『姫』としか写っていませんが、『玉姫』です。
玉姫は、伏見宮邦高親王王女で、土佐一条家第二代房冬の夫人です。
大永元(1521)年降嫁のため土佐に下向しました。
夫房冬は 大永4(1524)年より上洛し、公卿として京都にとどまり、
天文6(1537)年帰国しているので、玉姫も同行した事と推測されます。
天文10年房冬が没した後、同16年8月22日中村に没したと伝えられています。
写真:右
馬上の人物は、現在の四万十市市長。役割は、前関白一条教房。
前関白一条教房に始まる土佐一条氏は、応仁の乱を避けこの地に下向しました。
以後4代に亙り、中村の文化、経済の発展に力をそそぎました。