「基礎体温の記録はつけていらっしゃいますか?」と産婦人科を受診された方は病院から確認されたことのある方もいらっしゃると思います。基礎体温とは何でしょうか?普通の体温計で測るものとは違うの?今日は基礎体温のお話をご紹介します。
Q:基礎体温ってなに?
A:からだの動きが少なく最も安静な状態にある時の体温のことです。
この条件を最も満たすのは「早朝、動かずにそのままの状態で測った体温」
これを基礎体温と呼んでいます。
Q:体温計はどんなものを使えばよいですか?
A:基礎体温を測ることを目的とした婦人体温計を使用します。
一般的な体温計の体温表示は0.1単位(小数点第一位)、基礎体温計は0.01単位(小数点第二位)まで表示されるようになっています。
Q:どうやって測るの?
A:朝目が覚めたらそのまま布団の中で検温します。
起き上がる・飲食をする等があると正確に測れない場合があります。
★測定のポイント
・正確な基礎体温を知るために、なるべく毎日一定の時刻に測る。
・就寝前に枕元へ体温計を用意しておくと便利♪
・検温はいつも同じ方法で行い、体温計の測定部をあてる位置も同じところにあたるようにする。
舌下のいちばん奥にある「舌小帯(中央のすじ)の横」が正しい検温位置です。
Q:基礎体温表ってどんなもの?
A:基礎体温を毎日測ってグラフにしたものです。
数か月記録していくと、低温期と高温期を繰り返すグラフになることがわかります。女性は月経(生理)が始まると体温が低くなり、排卵直後から次の月経までは体温が高くなります。
グラフが二相性になっていると、排卵があったと予測ができます。
※あくまでも予測であり、個人により変わる場合があります。
Q:基礎体温でなにがわかる?
A:生理や排卵の有無など体調を知る手がかりになります。
次の生理の予測ができたり、排卵の有無や妊娠しやすい時期が予測できるなど。
自分の体のリズムを知る手がかりになるもの、基礎体温のお話でした。
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