先週水曜日のオンラインプライベートレッスンに現れなかった英会話の先生ですが、毎日連絡しても応答なしのまま5日が経過しました。学校にはすぐ連絡して、先生のアパートの管理会社の電話番号も知らせましたがうんともすんとも言ってきません。
それが昨晩になって、ようやく学校から連絡が来ました。「明日(つまり今日)、先生の家に行ってみます。また連絡します」。わざわざ家に行くということは、学校サイドも連絡が取れなかったのでしょう。
以前、「先生は寂しがり屋のかわいい人です」と書きましたが、それは先生が人と触れ合うためにレッスンをしているように思えるからです。
先生は一人暮らしですが、本当はご主人がいます。しかしご主人が心臓麻痺で半身不随になった後、ご主人の監護権を巡って息子さんと裁判で争った結果、先生が負け、今はご主人に会うことさえ許されない状況になっています。
レッスン中の会話を通して、ご主人と住むという当たり前の権利が取り上げられてしまった理由が伝わってきます。先生としては、ご主人の心臓麻痺は電磁波によって引き起こされたものであり、ご主人を守るために冷暖房も、電気も、冷蔵庫も切った生活をしてあげたかった――そしてそんな生活から父親を守りたかった息子さん。
『私の先生は電磁波過敏症』 https://jp.bloguru.com/RuCommunications/457585/2022-12-02
3人のお子さん中、縁の切れていない娘さん1人は近く(飛行機で1時間)に住んでいるけれど「全然会いにきてくれない」と、寂しそうな言葉がレッスン中にこぼれます。私も寂しい人間だから、私たちはレッスンという名の下で、お互いに温かいものを持ち寄って交換しているような感じなのです。
電磁波過敏症でパソコンも持てない先生なので、携帯電話をなくしてしまって音信不通だったという、そんな連絡を待っています。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ