再びマスクのラスベガス
8月
18日
ネバダ州ではワクチンの接種・未接種にかかわらず、7月末から屋内でのマスク着用が義務付けられました。よってカジノや繁華街が、再びマスク姿だらけになっています。
ラスベガス名物・ビュッフェ好きの私は、正直ほっとしています。ビュッフェはいつも混み合っていますからね(一昨日も行ってしまいました…シャンパンも飲み放題の食べ放題がわずか17ドルですよ!)。店内は運命共同体状態なので、皆でマスクを着けて(多少なりとも)安全に楽しみたいものです汗
そんな中、ラスベガスで10カ所のカジノホテルを経営し、州内の民間企業の中で最大の雇用を生み出しているMGM Resortが、社員のワクチン接種義務化を発表しました。そのため在宅勤務を含む社員は全員、10月15日までにワクチンを接種し、証明書を提出しなければなりません。
アメリカではGoogleやfacebook、ウォルマート、ユナイテッド航空など既に20社以上がワクチン義務化を発表していますが、ラスベガスのカジノホテルではMGM Resortが初。これにより他のホテルも続く可能性があります。
MGM Resortは勤務中に感染して亡くなった社員の遺族から訴訟を起こされていましたが、同様の訴訟は他のカジノホテルでも起こる可能性があります。一方でワクチンを受けるか受けないかは個人で決めるべきという考えもあり、企業としては難しい決断になりそうです。
6/29 「ラスベガス:深刻な働き手不足」
https://jp.bloguru.com/RuCommunications/408622/2021-06-29
7/4「アメリカ:1日の死者数4012人が今は?」
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8/17「超密・独立記念日から1カ月後、コロナは?」
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猪股るー:広告&翻訳代理店「Ru Communications有限会社」代表。広告代理店のコピーライターを経て、『るるぶ』『三都物語』などの編集者、女性向け情報誌『アヴァンティ』副編集長に。著書に日本植民地時代を生きた台湾のお年寄りを取材した『愛する日本の孫たちへ』(桜の花出版)、韓国で発売された日本語教材『チョロムンイルボノロマルハジャ(今時の日本語で話そう)』(サラミン出版)などがある。現在はアメリカ在住。
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