昨年のクリスマスから1カ月経った1月末、アメリカは死亡者数1日4000人超というピークを迎えましたが、7/4日の独立記念日から1カ月後の死亡者数はどうなっているでしょうか。 増えていますね(上写真)…1カ月前は1日の死者が41人だったのに8/4は725人。ワクチンがなかった頃ほどのひどさではないですが、それでもかなりの増加です。 それにしてもワクチン接種も進んでいる中、どうして死者がこう増え続けるのでしょうか。 最近、注意して各州の病院のインタビューなどを聞いているのですが、現場の医師らが口をそろえて言うのが「重症化したり亡くなったりするのは、ほぼ100%ワクチン未接種の方です」(現場だけでなく、現段階では米国疾病予防管理センターも同様の発表をしている。なお、ワクチン接種者で入院・重症化・死亡に至る確率はわずか0.004%。現在の感染爆発状況は「ワクチン未接種者のパンデミック」と呼ばれている。ただし状況は刻々と変わるので新情報を注意深く聞く必要あり)。 体質以外の理由で、信念として(「体に”毒”は入れない」「コロナは存在しない」「風邪と同じ」など)接種しない高齢者もアメリカには依然として多く、ある意味、度胸がすわっているとも感じます。 しかし、自らの信念を守り抜き堂々と亡くなっていく…わけではないようです。ミズーリ州の病院長のコメントが印象的でした――「皆さん、必ず後悔の念を口にされます。コロナは本当だった」と。 特に高齢者の方々はコロナとワクチンのどちらが自身にとって危険か、冷静な判断が必要な時です。 4/2「枠外なのにワクチン接種&副反応」 https://jp.bloguru.com/RuCommunications/400670/2021-04-02 6/28「ラスベガスの新規死者数:ワクチン効果は?」 https://jp.bloguru.com/RuCommunications/408554/2021-06-28 6/29 「ラスベガス:深刻な働き手不足」 https://jp.bloguru.com/RuCommunications/408622/2021-06-29 7/4「アメリカ:1日の死者数4012人が今は?」 https://jp.bloguru.com/RuCommunications/409219/14012 ―――――――――――――――――― 猪股るー:広告&翻訳代理店「Ru Communications有限会社」代表。広告代理店のコピーライターを経て、『るるぶ』『三都物語』などの編集者、女性向け情報誌『アヴァンティ』副編集長に。著書に日本植民地時代を生きた台湾のお年寄りを取材した『愛する日本の孫たちへ』(桜の花出版)、韓国で発売された日本語教材『チョロムンイルボノロマルハジャ(今時の日本語で話そう)』(サラミン出版)などがある。現在はアメリカ在住。 ************************************ アメリカの翻訳・制作プロダクション 「RuコミュニケーションズLLC」 https://www.rucommunications.com/ 私とリチャードさんの対談もぜひお読みください。 https://www.rucommunications.com/interview ************************************