平日
今日の10時9分8秒、何してた?
大阪地方検察庁の元検事正による性的暴行事件の裁判。
初公判で起訴内容を認めていた北川健太郎被告が、一転して無罪を主張する方針。「Aさん(被害者)が抗拒不能であったという認識はなく、またAさんの同意があったと思っていたため、犯罪の故意がありません」と。
こういう感じで、性的暴行の裁判があると、加害者は言いたい放題だ。
しかも、裁判だから無罪になることもある。
被害者も、嫌なことを思い出さなかったりしないといけないし、加害者に無茶苦茶なことを言われたりするし、全然関係無い人から誹謗中傷されることもあり、そういう2次被害を避けて訴えたりしない場合も多い。
また、被害者自身も被害に気付いていない事も多そうだ。
認めたくないくらいの出来事が起きたので、整合性をとるために「自分も求めていた」と意識せずに思い込もうとしていたりする。その後加害者を好きになっちゃったりすることもあるんだと思う。
と言うわけで、性的暴行は、ヤリ得。(得という言い方もあれだけど)
訴えられることは少ないし、訴えられても、一応謎の主張をすることが出来るので。
それでも、性的暴行事件がそんなに起きまくっていないのは、もしかしたら俺が知らないだけでバンバン起きてるのかも知れないけど、俺も顕在化しているのは少ないって書いたし、でもまあ起きていないのは、世の中の人が「性的暴行をやっちゃいけない」と思っているからだと思う。
何でもかんでも損得で考える世の中になってきてはいるが、こういう所は一応善悪の方が勝っているということだろう。