平日
大分市の一般道を時速194kmで走行して対向の右折車に衝突して1人を死亡させた事故の裁判で、「危険運転致死罪」の判決。
裁判長は、「ハンドルやブレーキの操作のわずかなミスによって、事故を発生させる実質的危険性があると認められる速度での走行と言える」と言ったそうだが、実際はそんなことはどうでも良くて、スピードを大幅に出し過ぎていることが問題。スピード出し過ぎだから、被害者のほうが右折できるかどうかの判断が出来なかったし、スピード出し過ぎだからブレーキが間に合わなかった。
でも、多分今の法律のままだと、「危険運転致死罪」を適用させるには「制御困難な高速度」であったことが多分必要で、だから、裁判長はさっき書いたようなことを言った。
と言うわけで、危険運転致死傷罪の在り方を議論する法務省の有識者検討会というところが、速度超過についての数値基準の新設とかについて書かれた報告書をまとめたそうだ。その中身は知らないんだけど、一部の委員からは最高速度の「2倍」や「1.5倍」などの数値案も例示されたらしい。
最高速度の「2倍」や「1.5倍」、別府の道路走っている人の全員。
まあ、全員じゃないんだろうけど、普通。
特に下り坂とか。別府は坂が多いんだけど、その狭い下り坂で、別にアクセルは踏んでないんだろうけどブレーキも踏んでなくて、猛スピードで降りて来る。運転したり歩いたりしていて、怖い。
下りじゃなくてもスピード違反多くて、30km/h制限の所で60km/hくらい出してる車とか、40km/h制限の所で80km/hくらい出してる車とか、よく見る。と言うか、40km/h制限の道路で60km/h以下で走っている車を見ない。
通学時間帯とかは特に危ないので、パトカーが制限速度で道路をひたすら往復するとかするのも良いと思う。