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BCA土曜学校のコラムVol.39 〜秋〜

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BCA土曜学校のコラムVol....
● BCA土曜学校のコラムVol.39●


 秋晴れのベルビューの空は高く澄み渡り、吸いこまれるような美しさです。
 「秋」といえば、「天高く馬肥ゆる秋」をはじめ、「読書の秋」「芸術の秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」など、さまざまな言葉が浮かんできます。

 「秋」は、太陽暦では9月から11月まで、陰暦では七月から九月です。夏の暑さがやわらぎ吹いてくる風に爽やかさを感じる初夏から、朝寒夜寒が段々とつのり朝晩の温度差が大きくなり、紅葉で色付いた葉が散りはじめ暖房が入る晩夏までをさします。
 四季の中で、最も過ごしやすいことから地域の特色を生かした行事が繰り広げらる時期です。BCA土曜学校では10月13日に運動会が行われます。

 「秋」の語源を調べてみると次の3つ説が示されています。
 (1)空の色が「清明(あきらか)」な時期であるという説。
 (2)穀物などの収穫が「飽き満ちる(あきみちる)」季節であるという説。
 (3)草木の葉が紅くなる季節であることから、「紅(あか)」が転じて「秋」になった という説。

 「秋」という文字は、「禾(のぎへん)」ですが、「禾」は実が成った穀物の象形で「禾」の「ノ」の部分は、穀物の穂が垂れている状態を表し、「禾」の右横に火を書くことで「収穫物を天火で乾かす」という意味になるそうです。
  そう見ると、(2)の収穫に由来するものとのつながりをが感じられます。

 実りの秋は充実、豊満の「飽き(あき)」。
 様々なことにチャレンジして自分を豊かにしながら、自分自身の心の内を見つめて人を思いやるゆとりが「飽き満ちる」のもこの時期なのかもしれません。

  現地校では新学年に進級した皆さんがひとまわり大きくなり、心身共にたくましくなったように感じます。
 土曜学校の2学期が、いろいろな面で「飽き満ちる」よう願っています。
#コラム

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