知り合いの社長がカスタムメイドのスニーカーを製作・販売していて、その取引でよく中国へ出張される。 中国へ出張、、といえば(!) そう、やっぱり酒か茶だよねぇ(笑) その社長から、おすそわけで茶葉を頂いたっすよ。 中国茶飲みのあっしとしては、どんな茶葉でも貰うのはウェルカムなんすけど、なかでも岩茶と聞くと喉から手が出てしまう(苦笑) しかも、しかもだよ!普段飲みで一番好みの「肉桂」 いやぁ、有難いなぁ。 中国茶の世界は、あまり日本で市民権無いうえに、日本人が茶を飲まない(正確には、淹れてまで飲まない)から、良いか悪いかの判別も付かず、ツアーの台湾旅行で立ち寄ったパックの店で、分かりやすい台湾の烏龍茶を最高だと刷り込まれて買わされるパターンがほとんど。 一般的な日本人だと、烏龍茶はサントリーのペットボトルを連想するだろうし、華やかな台湾烏龍茶を初めて飲んだら、そりゃあ「わぁーっ!」って驚いて買うだろうて。 もちろん台湾烏龍も美味しいし、種類も多いけど、ピンキリだし、良い茶葉は高価。 知識や経験無く安く手に入る訳がフツーない。 色んな楽しみかたは否定しないけど、湯色が金色の烏龍茶が最高とする、一辺倒な押し付けはいただけないっす。 台湾烏龍も焙煎のかけ具合でグッと幅もでる。作り手の数だけ、性格がある。 果たして好みなのか美味しさなのか、判断するのはある程度の目利きにならなきゃ、基準がない。 それを上回るピンキリで中国本土の中国茶は星の数に例えられる程に種類も市場も大きい。 良いお茶に辿り着くには、良いお師匠に教えて貰うこと、沢山飲むこと、騙されても嫌にならないこと(笑) だって、中国茶は深くて広くて、旨い事を知らずに世を去るのは勿体無いから!