10月
8日,
2013年
つながる、ヒト
意気投合して、二軒目へ。
そこは、奇跡的な天ぷらを揚げる腕前、ゴッドハンドを持つ爺さんの店。
高級であったり、気取った天ぷら屋は数あれど、この店ほどフレンドリーで且つ見事な天ぷらを出す店は珍しい。
そもそも、暖簾は天ぷら屋じゃない!のだから。
お爺二人で切り盛りする、なんとも暖かい、しかし背筋の通った居心地の良い店。
この店に連れてってくれたヒトは、その後福井県から転勤になったらしい。
旨いアノ天ぷらを求めて再び訪れた時、お爺に聞かされた。
また、あのヒトと一緒に呑みたい。
ずーっと、頭の片隅で思っていた。
移動先は分かってるから、探そうと思えば探し出せるんだけど。
あれから数年。
そこの移動先(国の機関なので会社じゃない)の、同僚の方々が、これもタマタマ、ウチに見学に来た。
すかさず、あのヒトの所在を聞いてみた。
また一緒に呑める日が来るように。