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もの言う牧師のエッセー 再投稿

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第367話「 彼女を死なせるわけにはいかない 」
 
 
    「助けてー!!」 9月半ばの日曜日。残暑の日照りがジリジリと肌を焦がすカリフォルニア州ベーカーズフィールド市にあるスターバックス店前で、悲鳴にも似た女性の声が響き渡った。「彼に殺される!」と叫びながら店内に駆け込む彼女。見ると、何と手に軍用のナタを持った必死の形相の男が追いかけて来るではないか! 「やばい!」 バーッと付近にいた人たちはいっせいに散る。
 
とその時、たまたま店にやって来た若い兄さん、ホッジさんがたった一人で男の前に飛び込み壮絶な戦いが始まった。彼と来店した彼の友人であるハリスさんは振り返る。「皆が逃げ去る中、彼が最初に行動を起こしました。まるで『何としてもこの男を食い止める。刺されようが刺されまいが俺は彼女を死なせるわけにいかない』と言ってるようでした。」 ホッジさんは何度も刺され、200針の重症負い、最低6週間の入院、右腕には障害が残る可能性が高いという。
 
「それが彼なんです。私は驚きません。彼は誰かを助ける為にナタと戦ったのです。」と彼のガールフレンドのトーレーさんは事もなげに言う。そして「彼は腕を失おうとも、また同じことするでしょう。それが彼という人なのです。」 聖書は言う。
 
「そして自分から十字架の上で、私たちの罪をその身に負われました。
 それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるためです。
 キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。」 
   第一ペテロの手紙2章24節。
 
全く罪なきお方であり、知らん顔をして放っておくことも出来たにもかかわらず、私たち全ての罪を負い、「彼らを死なせるわけにはいかない」と自ら恐るべき十字架にかかり滅多刺しにされたイエス。それが彼なのだ。なぜなら彼は「キリスト(救い主)」だから。そして今日も何度でも助けてくださる。                   
2018-12-21

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