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波猫まち子の日記

https://jp.bloguru.com/naminekomachiko

新しい悩みの解決方法

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ハロウィンの時期に夫と激しくぶつかり、精神的に大ダメージを受けていました。
こういったことはこれまでも度々あり、パターンとしては、私が日々夫の家族とのあり方に抱いている不満を(我慢できなくなり)ぶつけると、あっちが逆ギレして(相手は責められていると思うのでしょう)私が猛攻撃され、うつのような状態になるというもの。

夫側は、経済的な事情もあって日々張りつめた糸のように頑張っているという自負があるので、私の不満や悩みがくだらない戯言(たわごと)、弱音に聞こえるようなのです。

さて、そんなモヤモヤとした気持ちでいる中、ふと困った時に頼りにしている「しいたけ占い」https://voguegirl.jp/horoscope/shiitake2020-h2/
を覗いてみました。そこには、私の今年後半の運勢は「自分の衣食住、そして、自分が心地よく時間を過ごす場所を、できる限り手づくりしていこう。そして、もともと苦手である素の感情を出して、”自分はこういう暮らしがしたいから協力してね”と周囲の人にアピールすると良い」とありました。読んだ時はピンと来なかったのですが、たまたまその後、時々近況を報告し合っている古くからの友人2人と会う機会があり、一人の子が「最近、どお?」と何気なく聞いてくれたのです。このことがきっかけで、占いのメッセージは自分の本当の気持ちを人に打ち明けろ、助けを求めよ、という意味なのかもしれないと解釈しました。この2人は私たち夫婦の事情をある程度知っていてくれました。その時は詳しい話はしなかったのだけれども、帰りの車の中で「この二人にだったら、私が本当に悩んでいることを打ち明けられるかもしれない」と思ったのです。

そこで数日後にラインをし、すぐにまた会ってもらいました。二人とも私の話を真摯に受け止めてくれ、ここ7年くらい誰にも話せず悩んでいたことについて打ち明けて本当に良かったと思いました。これをきっかけに、私はパソコンのワードに「もう一人で悩むのはやめよう。私自身の、サポートグループを作ろう」と題して自分の悩みを相談できる友達の名前を書き連ねました(古くからの友人7人と母の名がありました)。

それからしばらくは、それらの友人に直接会ったり、母に電話をして話を聞いてもらったり、自分自身の精神を立て直すためにさまざまなYouTubeを観るようになりました。

最初にためになったのは、勝間和代さんの番組です。
https://www.youtube.com/channel/UCWoiNwdr7EEjgs2waxe_QpA
彼女の勧める「選択的論理心理学」を知って、自分のことが少し理解できました。人間には5つの基本的欲求(生存、愛・所属、力、自由、楽しみ)があり、そのレベルは人それぞれ違うというものです。これはネットにある簡単なテストで調べられるのですが、なんと私の欲求は生存と愛・所属が異常に高いことがわかりました(だから夫におんぶにだっこなのですね)。恐らく夫の欲求は力(承認・競争)と自由、楽しみが高いのではと思われます。

それから、元お笑い芸人の中田敦彦さんのYouTube大学も、友達が面白いというので観始めて、とってもためになっています。
https://www.youtube.com/channel/UCFo4kqllbcQ4nV83WCyraiw
私が気に入ったのは、『反応しない練習』という本を彼が分かりやすく面白く説明する回です。
https://www.youtube.com/watch?v=ZoUcTFQbo4s&t=24s(①)
https://www.youtube.com/watch?v=jCaNfSsJim4&t=4s(②)

これはブッダの教えをもとに僧侶の方が書いた本で、人の悩みというものは相手に対する心の反応であり、悩みは人間にある3つの欲求(貪欲、怒り、妄想)から生まれる、とありました。確かに私自身、自分の理想とする夫婦像、家庭像というもの(妄想)を相手に押し付けている部分があり、それが得られないので悩んでいるのかもしれないと思いました。

この本をきっかけに仏様の教えに縁があったのか、夫婦関係についての悩み相談を検索していたら、大愚和尚さんの番組に行き当たりました。今はこの方の一問一答を毎日観ています。
https://www.youtube.com/channel/UC4arQnli3ffEuCSrSgAD_Ug

想像を絶するような問題を抱えた方たちが悩みを打ち明け、大愚和尚さんが仏様の教えに沿って心の処方箋をくださるのですが、その答えがとても温かく、時に厳しく、適確で、ああこの方は、人の苦しみというものを本当に理解している、あるいは理解しようとしてくださっていると胸が熱くなります。私がこの和尚さんのお話を観ている中で強く感銘を受けたのは、幸せであるということは正しく生きているということであり、それは別に品行方正であることを意味するのではなく、「自分の心に毒の欲求(貪欲さ、怒り・恨み、愚かさ)がなく、穏やかな状態であること」という教えです。

とまあ、このように友達や親に話を聞いてもらったり、いろいろなYouTube番組を観るといった試みの中で私が理解したことは、悩みというものは結局、相手を責めても解決するものではないということです(当然ですね)。

悩みは「自分自身が生み出している」もの。例え相手の言動が悩みのタネだったとしても、良く言われるように相手を変えることはできない。だとしたら、私自身が心の平安を得るにはどうしたら良いのか。私自身が正しく生きるしかない。相手に頼り過ぎてないか。経済的にも、精神的にも。もっと心を強くする必要があるのではないか。

もう46才です。まだ46才とも言えるかな。

「苦しい」と感じた時に、心の内を吐露できる友人、家族(母)がいてくれて本当に良かった。そして私自身が、自分自身の一番の応援団でなくてはいけないのだと思いました。和尚さん曰く、人間にとって一番危険なのは、実は「自分自身」だそうです。

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