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波猫まち子の日記

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ニールとハーパーの誕生日

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ニールにあげたプレゼントの一部... ニールにあげたプレゼントの一部。多肉植物の寄せ植えに苦笑い。本屋は閉まってるけどターゲットは開いていて助かった。 魔の(?)7才の始まりか…。最... 魔の(?)7才の始まりか…。最近のお気に入りのぬいぐるみ「バンバン」ことベラと。
6月2日はニールの、7日はハーパーの誕生日でした。それぞれ15才と7才に。
ちょっと長いですが、プレゼントにまつわる苦労話を聞いてください(苦笑)…。

ニールはもう大きいので、プレゼントは大抵大きいもの(携帯とかゲーム機とか)を1つ買って終わり、というスタイルだったのだけど、以前「僕ももっといろいろ欲しい」と言っていたので、今年はメイン以外にも小さいプレゼントをいくつか用意することにしました。メインに欲しがったのはダンベル(笑)。でも、どこを探しても売り切れなので(多分こんな状況でたくさんの人がおうちでワークアウトしてるのでしょう)、実はまだ購入できていません。

15才の男の子が欲しい物って悩みますよね。でも今回選んだ物たちは意外と喜んでくれたみたい。まず、前日に早くもハーパーがラベンダーの香りのキャンドルをプレゼント。当日の朝はベッドの横にSkittles(キャンディー)の大袋をこれまたハーパーのアイデアで置いてあげる。朝早くテリーの両親が寄ってくれて、ピンクとターコイズ色のハワイアンシャツをプレゼント。続けて、私からは新しいシーツセット、メレンからはフラグレンスのセット(これは私のアイデア)をあげました。やっぱお年頃なので香水系は嬉しかったみたい。

昼間、誕生日にも関わらずまた最近ちょっと悪いことをしたので(苦笑)、その罰としての庭仕事を終えた後、ダディからは$100もらったよう(罰だったとは言え、まあ誕生日ということで、、)。夜は彼の大好きなラムラック(柚子胡椒、醤油、ガーリック味)をBBQしながらパティオで音楽をかけてお祝い。で、私からの最後のプレゼントは本(本屋さんは閉まってるけど、ターゲットに結構良い本が売っていてよかった)と多肉植物の寄せ植え(笑)。苦笑してたけど、誕生日カードは嬉しそうに読んでいました。最近やっと夏らしい気候になってきたので、久々にゆっくりとパティオでの談笑が楽しめました。

ニールの誕生日はこんな感じで割と平和に終わったのだけど、ハーパーのはなかなか大変だった(苦笑)。彼女のプレゼントへの期待度が半端なく、いろいろと気を遣うのです。どうやら欲しがっていたカラオケマイクは当日までに届きそうにないので、何か他に同じくらい喜ぶ物を探さなくては…。マイク以外に欲しがっていた物は、日本のお店に売ってるAnirollzというシリーズのふわふわのロール型のぬいぐるみのキツネ、タイダイ染めキット、フラフープ等。それ以外にも、サプライズとしてのプレゼントも欲しいと。しかも前日にも何かちょうだいと言うので(リクエスト多すぎ)、ちょっとした物を急遽用意。私の誕生日に彼女がくれたスケジュール帳を自分も欲しそうだったので、彼女が好きな色(紫のキラキラ)のノートに家族の写真をメッセージと共に貼ったもの(彼女も同じことをしてくれた)と、クラシエの粉と水でできるお菓子シリーズのドーナツ、そしてハイチュウをあげると意外にも喜んでくれました。

そして迎えた当日の朝。一番にサプライズのプレゼントが欲しいというので、前日にターゲットで購入した物を渡しました。中身は、バービーのプールとベッドルームとトイレが一つになったおもちゃ。ゴージャス感がある割にはそれほど値段が高くなかったので、こういうお家セット的なのは好きかなと思ったのだけど、正解でした。バービー人形は好きかわからなかったので、妹のチェルシーの友達でハーパーが好きそうな恰好をしてる人形(猫のヘアバンドをして紫と黒の洋服を着てる)を一緒にあげました。でもやっぱり「バービーがいない」と言うので、後程買いに行く羽目に(苦笑)。

朝にテリーの両親がまた寄ってくれて、キラキラのたくさん付いたジャケットをプレゼント。朝ごはんにはリクエストのワッフル(冷凍ものです)に生クリームとイチゴを添えたものを食べ、その他諸々のプレゼントを開けたものの、「誕生日、これで終わり?」とちょっと不満気。まあわかる。普通だったら友達を読んでパーティを開くところだけど、こんな状況だからそんなこともできない。段々機嫌が悪くなり、「タイダイ染めやる?」と提案しても、「パティオじゃなくて家の中でやる!」と言い出す始末。さすがにそこは譲れず、ちょっとした修羅場に。最近こういったTantrum(かんしゃく)を時々起こすのです。そんな彼女の様子に「なんて我儘なの!」とメレンは怒ってしまい、用意したプレゼントすら渡そうとしない。ニールが、せっかくハーパーのお気に入りのぬいぐるみ「バンバン」用にとアイデアを出してくれたチュチュを渡しても、機嫌を直さないハーパー(普通だったら絶対喜ぶのに)。

少し気持ちが落ちたついた午後、中には入れないけどテイクアウトはできるので、彼女の好きなアイスクリーム屋さんに連れて行ってあげました。その後Redboxで新しい子供向けの映画をレンタルしておうちで映画鑑賞。機嫌も直ったかと思いきや、夕食の準備(彼女の大好きなイクラとサーモンのお寿司)をしているところへ映画を観終わったハーパーが不満顔でやって来る。「なんで一緒に観てくれなかったの!」と。それを見て再びぶちギレるメレン。さすがに私も「あなたのためにこんなに色々してあげてるのに何なの!」と怒る。「こんな誕生日嫌だ!!」と大泣きするハーパー。

ようやく家族揃って夕食。大好きなお寿司と私と一緒に作ったレアチーズケーキを心ゆくまで食べ、そろそろ眠くなってきた彼女。しかし、メレンからのプレゼントをまだもらっていないことは忘れてなくて、そのことを彼女の目の前で私にコソコソ言うもんだから、メレンは「何て失礼なの!信じられない」と怒って二階に上がってしまう。さすがに私も「いい加減にしなさい!7才の子が誕生日プレゼントをどんなに楽しみにしているかわかるでしょう!」って今度はメレンと私が大喧嘩。もーどーでもいーわ、と彼女のプレゼントを私から渡す。中身は100円ショップで買ったティアラと、つけまつげとおならの音がするノイズパテ。おならの音の出し方をニールに教えてもらい、楽しそうに遊ぶハーパー。お姉ちゃんが自分のことで怒り狂ってることなど忘れたかのように。

私も、子供の頃は3才年下の弟に偉そうに色々なことを教え諭していたことを思い出す。きょうだいだからこそ、身内だからこそ容赦なく厳しく言ってしまうんですね。それはわかっているんだけど、やはり目の前で見ているともう少し小さい子の気持ちもわかってあげなさいと思ってしまう。

次の日の朝、(毎朝の仕事である)ウサギのトイレ掃除した後の汚物が入ったビニール袋を手に、スッキリした顔で降りてきた彼女を見て、「あれ?何才になったんだっけ?7才の顔だ!」と褒めて抱きしめてあげると、嬉しそうな顔をしてすぐに昨日もらったばかりのバービーセットで遊び始めました。

子供が喜ぶプレゼントを用意するのってほんと大変。誕生日の意味さえ忘れてしまいそう(苦笑)。でも、次の日の朝のハーパーの表情を見たら、ああでも、こうやっていろいろな感情を乗り越えて成長していくんだよなあ、って思いましたね。


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