人の為に料理するということ
9月
12日
しかし、ちゃんと用意しても食べてくれないことも多々あります。こっちは毎日作っているわけだから、食べてくれないと残り物が増える。そしてダメになる。ついに先日、夫が食べるって言うから残り物のカレーを温めたのに、時間が無いからと食べないで出かけようとしたので、「何で食べないの?」と反ギレ。「せっかく用意したんだし、それに食べてくれないと腐っちゃって無駄になるんだけど!?」って言ったら、「じゃあ作るな」だと! えええーー!
主婦に「料理するな」なんて、木こりに木を切るなって言ってるのと同じでしょ!?アワワアワワになって一瞬何も言い返せなかったわよ。
実家で、母にずっと食事の支度を任せちゃっていた時のこと。揚げた鶏肉に母が用意したソースを付けて食べるはずのものを、(すでに鶏肉に味がしっかり付いていたので)子供たちにソース無しで食べさせていたら、母がとても怒ったことがありました。「え?なんでこんなことで?」とその時は思ったけど、今ならその気持ちが分かるような気がします。母は母なりに忙しい中、色々献立を考えて作ってくれてたのに(その日だけに限らず)、その気持ちを汲み取ってもらっていないことに傷付いていたんじゃないかなと思うのです。
さて、夫の話。こちらが張り切ってガンガン作っても食べたく無い日もあるだろだうし、勝手な都合(=ゴルフ)で遅くなるわけだから、別に用意してあげなくても良いわけです。母を見てつくづく思ったのだけれど、人の為にご飯を作るって結構労力が要るんですよね。それなのに今日は食べるかな、食べないかな、なんて考えるだけでエネルギーの無駄。お腹空いたらシリアルばかり食べてるみたいだけど、何を食べたら身体に良いかなんてもう大人なんだから良く分かってるはずだしね。
だから、もう敢えてきっちり毎晩用意するのはやめました。(本人だって「作るな」って言ってるんだし?) とは言え、料理は好きだから「これ食べさせたいな」ってものがあったらと取っておいてあげると思うけど...「作ってください」って言ってきたら、また作ってあげても良いけどね~