実家にある懐かしい物たち
6月
29日
まずは、こちら!
母の鏡台の上にあった、桃の花!これは懐かしいですね~ いかにも着色したって感じの人工的なピンク色なんですが、母も言うようにクリームとしては大変優れもの。今だ公共の場ではビーサン人口が少ないこの日本で、恥ずかしげもなくカッサカサの踵をさらけ出している私。早速クリームをすり込むすり込む。
そして、次はこちら。
これ、亡くなった父が生前使っていた灰皿なんですが、母に聞いたら練馬に住んでいた家を新築した時(西吾野には移ってきたのは私が成人した後)に買ったそうで、36年前のもの。改めて見ると、このスリークな形が何とも言えずオシャレ。って夫と私がしきりに感心している横で、「そんなに良いかしらね~その吸殻なんてまともに捨てたことなんて無いのよ。もっとキレイにしなくちゃね。」と言う母。後年タバコは止めた父だったので、来客が来る時しか吸う人はいなかったのでしょうね。
こちらの箪笥は、父が母と結婚する前から使っていた物。
一見とてもシンプルなただの箪笥なのですが、引き出しの手前の上の部分が少し斜めになっていて、開け閉めがスムーズにできるようになっているのです。昔のものってやっぱりちゃんと考えて作ってあるんだな~って思いました。
最後は、私が子供のころ飼っていた猫、リンにそっくりなこちら。
実は、コレ置物(って分かるか ) 私が、高校生の時に留学していたテネシーで色付けしたセラミックです。あまりにも本物ソックリにできちゃったので、今でも玄関先に飾ってあって、帰るたびに出迎えてくれます。
里帰りするときは、夫も一緒で長期に渡ることが多いので、今までは一軒家を借りていたのですが(田舎なので家賃がとても安い)、今回は夫が2週間ほどで先に帰る予定なので実家に滞在させてもらっています。おかげで母とゆっくり接する機会ができ、夜な夜な色々な話をしています。もともと母と私は性格が似ている部分もあるので、仲は良い方。でも、父のことや、私が子供のころ母が感じていたことなど、初めて聞くエピソードもいっぱいあってなんだかとても有意義な時間を過ごしています。