サイエンスのワークショップ
2月
14日
バルボア・パークは桜の開花まではもうちょっとのようですが、Pear Treeが見事に満開でした。
ワークショップが始まるまで、センター内の展示を見たり(テープ何百個を2週間かけてぐるぐる巻いて作った部屋があり、ガールズは狂喜乱舞 )、外の噴水の周りでランチを食べ(ホームレスのおじさんの奇声を浴びてびっくり、これもまた社会勉強)、ワークショップに臨みました。
今回はMの部隊と別の部隊から来た数人のためだけに行われたワークショップ。センターのインストラクターが5つの実験(油と水の乳化・密度・静電気・スライム作り・アルカセルツァーを使った二酸化炭素の実験)を、子供達が楽しく学べるよう時にジョークなども交えながら2時間にわたって行ってくれました。実際、大人の私でも思わず興味をそそられる内容ばかりでした。
サラダ油と酢、マスタードでドレッシングを作る乳化の実験では、実際に味見をしたり、静電気の実験では風船で頭をこすってこんなことも。 不良少女たちみたい
一番最後には、外へ出てアルカセルツァーを水と一緒に小さなフィルムケースに入れ、逆さにするとロケットのように蓋が飛ぶ実験をしました。全員がゴーグルをつけて自分のがちゃんと飛ぶかどうか見守ります。
でも、3分の1くらいは飛ばなくて、実験では失敗も付き物だということも学びます。
とっても楽しい内容で、ガールズスカウトだけでなくもっと沢山の子供達に体験させてあげたいワークショップだなあと思いました。
別の部隊の付き添いのお母さんが、「女の子はどうしても中学生くらいになると、サイエンスが苦手になってしまうのよね。女の子でも、サイエンスに強くなれるということを体験してもらいたい」と言っていました。そう言えば、理科が得意な方ではなかった私を、母親が小学5年生の時に科学教室にサインアップしたことがあったっけ。やはり、科学の世界はどうしても男性が多い世の中で、女の子にももっと頑張ってもらいたいと思うのは、いつの時代も親の願いなのかしらね。