暑い毎日が続いています。恐らく今年の7月は、記録的に暑く、記録的に降水量が少なかったのではないでしょうか。しかし、良い事が1つありました。それは、私の一番嫌いな蚊がほとんど姿を見せなかったことです。例年でしたら、血液型がO型であることもあり、人一倍蚊にさされる確率が高いのですが、今年は6月に一度わが家のどこかで冬越しをしていた蚊にさされましたが、それを退治して以来7月にも一度も蚊にさされなかったのです。こんなことはきっと生まれて初めてかも知れません。その意味では今年は快適な夏を送っています。
この蚊の少ない理由は、雨が少なく蚊の生育に必要な水たまりができなかったからだと思います。蚊は水たまりがあるとそこに卵を産みます。卵は間もなくふ化して幼虫の“ボウフラ”、よう化してさなぎの“オニボウフラ”と育ちます。そして、夏だと7日前後で羽化して成虫になるのです。この習性を利用して、マラリヤなどの伝染病を運ぶ蚊を減らそうとする運動も数年前から行なわれています。それには、蚊の集まりそうな藪や木陰に水の入ったバケツを置き、そこに卵を産ませます。そして、このバケツの水を1週間以内に庭にまいてしまうのです。すると、水中で生活していたボウフラもオニボウフラも死んでしまうのです。これを繰り返すことにより蚊を減らせることができるという仕組みなのです。このまま蚊が減ることに大きな期待をしてしまいます。
しかし、蚊がこれだけ少ないのは少し異常な気もします。逆に、その他の何かが大発生するのではないかなどと心配してしまうほどです。自然界の持っている本来のバランスがくずれなければいいですね。
カーネル笠井
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