長堀先生から頂いた概要: 私を含む西洋医学に関わる病院の医療者は、病気を悪いものとしてとらえがちです。その根底には、良いものと悪いものを厳格に分ける西洋的な二元論があります。この原理はとても理解されやすいですし、“悪い”病気をなくそう、という思いこそが西洋医学をここまで進めた原動力になったことは間違いありません。 その意味からは、死は究極の敗北、肉体の消滅そのものとあり、そこに救いは一切ありません。 しかし、そうはいっても、我々を含め現在地球に生きている人間は、ただの一人たりとも未来永劫生き続けることなど出来ず、残念ながら死を100%必ず迎えなければならない運命にあります。従って、現代の一般的...