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「残業時間の上限は、原則として月45時間・年間360時間とし、臨時的な特別の事情がなければこれを超えることはできません。」と、厚生労働省の働き方改革特設サイトに、時間外労働の上限規制について掲載されていました。(https://www.mhlw.go.jp/hatarakikata/overtime.html)※施行は大企業で2019年9月から、中小企業では2020年4月からとなっています。 働き方が見直され、効率よく時間を使い生産性を上げるために、いかに業務を分担していくかということが問われています。そこで今日は業務分担スキルについて考えていこうと思います。 時間外労働が80時間を超えると、...
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4月に入社した新入社員もそろそろ会社の雰囲気に慣れてきた頃かと思います。それと共に、退職や転職の相談に来られる方が増えてきました。 ここ最近、私がお受けした相談で多かった退職理由は 1.思った感じと違った 2.ちゃんと教えてくれない 3.周りから監視されているようで気が抜けない 1は、業界研究が足りなかったとご自身でも気づいています。 2・3に関してはどうも他人軸傾向が強いように感じます。 これまで教える専門の人(先生)から、学ぶために用意された環境(学校)で10年以上ずっと教えられ続けてきたこともあり、会社でも1から10まで教えてもらえると思っていたところ、入社してみると先輩社員は皆忙しそう...
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【プレスリリース】 (以下本文より)人材育成・コンサルティングの株式会社シェヘラザード(本社:石川県金沢市、代表取締役:坂本祐央子)は、2020年春施行のハラスメント防止関連法を見据えて研修展開している「パワハラ予防!管理職向けスマートマネジメント研修」の体験会を、2019年6月25日(火)富山、26日(水)金沢で初めて開催します。職場でのパワーハラスメントの防止策に取り組むことを企業に義務づける改正案が2019年5月29日の参院本会議で可決、成立しました。今やパワハラは見逃すことができない社会問題であり、積極的に予防するべき企業の課題です。この体験会は、弊社が有償で提供している「パワハラ予防...
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6月25、26日に富山、石川で開催される「管理職マネジメント研修」体験会について、株式会社北陸工業新聞社「日刊 建設工業新聞」14面に掲載して頂きました。 (紙面より)経営者や人事、コンプライアンスの担当者が対象で、職場でのパワハラといったハラスメントなどの課題に役立ててもらう。セミナーは、同社が有償で提供している研修を事前に体感してもらおうと企画した。受講時間は90分間で、ウェブでの「行動価値検査」を通じでパワハラリスクの低減やメンタルヘルス対策、若手社員のモチベーション低下の課題などに理解を深めてもらう。・*:.。. ☆☆.。.:*・゜゚・*:.。. ☆☆.。.:*・゜゚・*:.。. ☆☆...
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先日出会った人達に「あなたはポジティブですか?それともネガティブですか?」と尋ねると、ほとんどの人が自分はネガティブだと回答しました。客観的にみてポジティブな人でも、自分ではネガティブだと思っている人が多いようです。 ネガティブを辞書で調べてみると「否定的なさま。消極的」(goo辞書)とあります。常に「自分はダメ」「できない」「どうせ失敗する」と思い込み、新しい一歩に踏み出せない。というように一般的にネガティブはあまりいい印象は持たれていませんが、そもそもネガティブは人間が生きる上で必要不可欠に備わった本能です。はるか太古の昔、一歩外を歩けば野生動物の餌食となり、また無防備に森へ入れば蛇や虫達...
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諸外国に比べて、日本人の自己肯定感は低い。諸外国が軒並み70%以上自分に満足しているのに対して、日本では半数以下の45.8%の満足度です。 平成26年 内閣府調査「特集 今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの~」 そんな日本の若者たちは会社に入社してどうやって成長していくのでしょうか。今回は自己肯定感が低い部下と、その上司の関わりについて考えていきましょう。 そもそも、自己肯定感が低いというのは、どのような事なのでしょうか。自己を肯定できないということは、自分を否定してしまうという事です。つまり、自分で自分を認められない状態のことを指します。大きく分けて、次の3つのパターンに分類する...
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メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所の割合は平成29年度では58.4%(H28年度は46.5%)で、少しずつ増えています。 平成29年 労働安全衛生調査(実態調査)厚生労働省 仕事が思ったようにうまくいかず、時間に追われ体力も精神力も疲弊してくると、部下が自分のメンタルを守るために「自分は不当な扱いを受けている」「これはパワハラだ」と会社や上司を悪者にして訴えてくることがあります。それはそれで厄介なのですが、もう一方で危険なのは部下の視野が狭くなってしまい、上司から差し伸べられた手が見えなくなってしまうことです。 学生時代から「今どきの若いモンは・・・」と周囲の大人達からずっと言われ続けて...
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元号が平成から令和に変わり、来年は待ちに待った東京オリンピックが開催されます。誰もが新しい時代の幕開けに期待をしているようですね。4月に入社した新入社員達も、これから始まる社会人生活に不安と期待を抱いてきたと思います。受け入れる側も、新入社員がこれから困難な状況に陥っても強く乗り越え、将来会社を担う人材へと成長していって欲しいと願っています。ゆとり世代やさとり世代と呼ばれる新人たちを、自分が教育しなおしてやろうといういわば親心で、それが上司としての役割でもある。ライオンが我が子を崖から突き落とすように、敢えて嫌われ役を買って出る等、成長の機会を与えるため時には部下を厳しく指導することもあると思...
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パワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為のことを指しています。この職場のいじめは、上司と部下の関係だけでは無く、パート同士、女性同士などの同僚間での人間関係の優位性(経験年数、年齢)で起きるものです。ところが、「うちにはパワハラなんてありませんよ」という経営者・人事部の方が意外と多いのです。なぜ会社側にはなかなか同僚間で起きるパワーハラスメントの事実が伝わらないのでしょうか。それは、パワーハラスメントを受けた被害者は、会社に言っても助けにならないと諦めているからです。「どうせ助...
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この親父ギャグは、連想記憶の達人である中高年男性の脳の特徴だというのです。 歳を重ねる度に社会的経験が増え、側頭葉に様々な言語が蓄積され、そして新たにインプットされた言葉(例えば「電話」)と似ているものを側頭葉の1000億もの神経細胞から探し出し、瞬時に親父ギャグ「電話に誰もでんわ」が生まれるのです。意外と脳内では凄い働きを行ってできる親父ギャグですが、出てくるものは、長年自分の経験で積み上げられた言語集というわけですね。 だとすると、もし、長年「部下は仕事が遅い」「今の若いモンは…」という言葉が蓄積されていたとしたら、何かの拍子に「だからお前はダメなんだよ」という言葉が飛び出しかねません。こ...